2021-01-01から1年間の記事一覧

タジマタムラソウ(2021/5)

まだ見たことのないタジマタムラソウを探しにいってきました。 思った通りの場所で見つけることができてホッとしたものの、道中のそれ以外の場所で見ることはできませんでした。 タジマタムラソウ ありました!紫なので、背景と同化して見過ごしてしまいそう…

ワサビ(2021/5)

少し時間が経ってしまいましたが、今年は雪解け直後の沢沿いで多数の山葵を見ることができました。こんなに新鮮な山葵は初めて、しばし時間を忘れて戯れました。 こちらの山葵はまだ蕾。 花が咲いていました。 どのワサビも生き生きとした感じ。 アブラナ科…

ヒメシャガ(2021/5)

何だかんだと毎年後回しになっていましたが、今年はヒメシャガを観察できました。 ヒメシャガは、10年以上前に越後三山で撮影していたピンぼけのアヤメ似の画像を、しばらく後で調べたらたどり着いた植物です。今度はピンぼけ等無く撮影したいと思っていまし…

ツルガシワ(2021/5)

限られた時間でしたが、梅雨の晴れ間を有効活用し、数年前の記憶を辿って、午後から山を歩いてきました。 前に見た付近を探しながら歩くも見つからず、さらに登って探すも見つからず、半分諦め気味にUターン登山道から少しだけ外れて戻り始めると、なんと見…

ユウシュンラン(2021/5)

今シーズンに見つけることができたユウシュンランは4株。花がきれいに開いたのにはなかなか出会えませんが、また、来シーズンもトライします! 1つ目。 2つ目。 アップ。 3つ目。 4つ目。

タチシオデ(2021/5)

タチシオデの花が咲いていました。登山道沿いでしたが、他の植物に絡んでいて自分では気付けず、先行者の方のお陰です。 シオデやタチシオデはサルトリイバラ科シオデ属。サルトリイバラの仲間、確かに多数の花が放射状に集まって花序が球状になる点も似てい…

交雑スミレ?(2021/5)

交雑スミレではないかと思うのですが、ちょっと変わったスミレを見つけたので載せておきます。 基本的にはオオタチツボスミレが片親に入っていると思いますが…。違うかな?唇弁の紫状が目立っています。 オオタチツボスミレの距は白のはずですが、花弁と同じ…

ドロニガナ(2021/4)

ニガナはどこにでも生えているような植物ですが、紀伊半島にはドロニガナという固有種が咲くといいます。 人気のない川原で、結構あっさりと見つけることができました。 ドロニガナ 大水の時には冠水するような岩に自生しています。ドロは熊野川の支流にある…

紫褐色のムロウテンナンショウ?(2021/5)

山を歩いていて見つけたテンナンショウ、よく見るのはムロウテンナンショウ、コウライテンナンショウ、キシダマムシグサあたりですが、今回見たのは何でしょう? 付属体が長く、先端が少し膨らんで曲がるのはムロウテンナンショウの特徴ですが、今まで見たム…

トリガタハンショウヅル(2021/5)

昨年はほぼ終わりのトリガタハンショウヅルの花を見つけ、今年に期待していました。 今年は開花が早そうだとGWに勇んで出動したものの蕾の確認に終わったので、タイミングをはかってもう一度見に行きました。 2週間程度前の様子。このときは蕾でした。 そし…

コトウカンアオイ(2021/5)

5月上旬、まだちょっと時期が早いかな~と思いながらも、コトウカンアオイの自生地に行ってみると、既に咲いている個体、咲きかけの個体を観察することができました。 コトウカンアオイ 咲いていました! スズカカンアオイと違い、葉脈の凹みは目立ちません…

ヒメアギスミレ(2021/4)

なかなかきれいな時期に見ることができていませんでしたが、今年は良い時期だったかな? ヒメアギスミレは、湿地や湿潤な場所に生育する、ニョイスミレの変種です。葉の形がブーメラン?のように伸びる点でアギスミレと似ていますが、葉の大きさが2cm以下で…

湿地の春(2021/4)

例年だと湿地の植物観察は5月末以降なのですが、今回は少し早い時期の訪問です。 開けた場所に、ハルリンドウが日差しを浴びて多数開花していました。 ハルリンドウ フデリンドウも春に咲きますが、ハルリンドウには根生葉があります。また、フデリンドウは…

カラスシキミ(2021/4)

花がコショウノキに似ていますね。こちらはその仲間、カラスシキミです。 カラスシキミ 昨シーズンは花が落ちた後に出会いましたが、今回は花を付けている姿を見ることができました。 名前にシキミと付いていますが、シキミはマツブサ科、ミヤマシキミはミカ…

エビネ(2021/5)

この山で(自分自身にとって)新しいエビネのポイントを見つけることができました。その直前に出会って少し話したおばさまに触発されて探したところ見つかったものですが、おばさまは既にその付近から立ち去ってしまった後で、教えることができなかったのが…

ナツトウダイ(2021/4)

林道沿いにナツトウダイが咲いていました。何度か歩いている場所ですが、今まで知りませんでした。 ナツトウダイ ナツトウダイという名前ですが、春に咲きます。ナツというのは花の咲く時期のことを示している訳ではないのでしょうか。 ノウルシの仲間は杯状…

キバナサバノオ(2021/4)

晴れた休日、キバナサバノオの自生地を訪れました。前回訪れてから3年は経っているでしょうか。細かな地形は覚えていませんが、幾つもの花が渓流に沿って咲いていました。 キバナサバノオ 色合いはトウゴクサバノオに似た感じですが、花の径が倍くらいあり、…

イワネコノメソウ(2021/4)

今シーズンは、久しぶりにイワネコノメソウも観察できました。 イワネコノメソウ 黄色い苞葉が無く、緑に赤の色彩が目立たない地味なネコノメソウです。 ネコノメソウの中ではチシマネコノメソウが比較的似ていると思いますが、チシマネコノメソウは日本海側…

トウカイスミレ(2021/4)

歩いてきた林床には、トウカイスミレが咲いていました。 トウカイスミレは太平洋側のブナ帯の林床に咲くスミレで、以前はヒメミヤマスミレの東海型と言われていたようです。 トウカイスミレ 花も小さければ背丈も低く、写すのが大変です。 背面からの光を受…

イワザクラ(2021/4)

鈴鹿の山中にイワザクラを見に行きました。鈴鹿の山は何度も歩いていますが、ここでイワザクラを見るのは初めてです。 初めてのコースだったので、途中で間違えて沢底に出てしまったり、ショートカットなのか別ルートなのか分からない分岐でちょっと迷ったり…

ニッコウネコノメ(2021/4)

ネコノメソウ・チャレンジで会えると思っていたけど会えなかったニッコウネコノメソウですが、別の機会に会うことができました。 移動中に気になる沢があってちょっと覗くとネコノメソウの仲間があり、近寄ってみると咲いた花は萼片が平開しており、ニッコウ…

タチキランソウ(2021/4)

キランソウは色々な山で見ることができますが、今回、漸くタチキランソウを観察することができました。 キランソウ自体は公園とかにも生える雑草とも書かれていますが、別名ジゴクノカマノフタとも呼ぶそうですが、漢字では金瘡小草と書くようですが、素直に…

ヒメフタバラン(2021/4)

ここ毎年見に来ているヒメフタバラン、今年も咲いた花を観察できましたが、それにしても撮影しにくい花だと毎回思います。樹林下のため光量が少なく、スマホで撮影するとピントも合いにくく、ノイズものりまくりです。 ヒメフタバラン さほど広くない範囲で…

コミヤマスミレ(2021/4)

登山道を歩いていて、コミヤマスミレを見つけました。コミヤマスミレは、低標高地に咲くスミレの中では遅咲きのスミレで、高尾山ではGW頃によく見ていました。関西でのコミヤマスミレは初めてです。 朝はまだ開花したものはありませんでしたが、数時間後にも…

ミツバコンロンソウ(2021/4)

沢沿いの登山道を歩いているときに、小さな白い花が咲いているのに目が止まりました。 さっきも通ったけど気付かなかったな… と思いながら近づくと、ミツバコンロンソウでした。 ミツバコンロンソウ ミツバコンロンソウは、太平洋側のブナ帯に自生する、アブ…

キバナハナネコノメ(2021/4)

昨年は見ることのできなかったキバナハナネコノメですが、今シーズンもトライしてみました。今回はちょうど良い時期だったようで、天気も申し分なく、たっぷりと観察することができました。 昨年訪れたときは気配すら全くなく、消えてしまったかと思いました…

ヒダボタン(2021/4)

今回観察したヒダボタンですが、色合いがとても魅力的でますます好きになりました。こちらにその画像を貼り付けます。 私はここでしか見たことがない気がしますが、ヒダボタンは、長野県西部、福井県、岐阜県と、近畿から中国地方に点在しているようです。

ネコノメソウ・チャレンジ②(2021/4)

1ヵ所目から車で移動しましたが、大失敗でした。桜の花見スポット付近の渋滞もあり、ただでさえ押し気味だったのに次の場所まで1時間以上余計にかかってしまいました。こんなことなら、ケチらず高速をつかえば良かったです。 ということですが、気を取り直し…

ネコノメソウ・チャレンジ①(2021/4)

もともと別の山を歩く予定が、登山口の駐車スペースに空きが無い… うーん、もっと早く着かないとダメなのか。 しかも、想定外の小雨まで降っています。どうしようかな、と思案し、ちょっと距離がありますが、違う場所でネコノメソウ・チャレンジと称して2ヵ…

チャルメルソウの仲間3種(2021/3)

今回、一つのエリアでチャルメルソウ、コチャルメルソウ、ヤマトチャルメルソウの3種を見ることができました。同時に3種見られる場所は初めてかもしれません。 チャルメルソウ コチャルメルソウ ヤマトチャルメルソウ 日帰りで見に行けるチャルメルソウ属は…