数年前に見つけたサンインシロカネソウの花園、今も健在だろうか… 晴れた昼過ぎの時間帯に現地に着くように向かいました。
ここは、垂直の崖にサンインシロカネソウとモミジチャルメルソウ、チャルメルソウが自生しています。前回同様に沢山のサンインシロカネソウが迎えてくれましたが、前回よりも開花している花が多く、また崖から少し離れた足下の花も増えた印象です。
【サンインシロカネソウ】(山陰白金草、キンポウゲ科シロカネソウ属)
近畿〜中国地方の日本海側の渓流沿いに自生します。福井以北の日本海側に咲く仲間のアズマシロカネソウと似ていますが、サンインシロカネソウは萼片の紅色の部分が基部に集まっています。多くのキンポウゲ科の花と同様に、ある程度以上の日照がないと花が開かないため、タイミングが悪いとがっかりすることになります。
辿り着いた崖の大群落は健在でした。崖の上から絶えず水滴が滴り落ちてくるので、近づいた撮影はしにくいですが…は
俯いて咲くのが基本ですが、ラッキーなことに横向きで咲いている花がありました。
このように、普通は俯いて咲きます。
花が終わると、このような実になります。
丁度よい時間帯だったと思います。
4つも同時に咲いているのもありました。
モミジチャルメルソウは咲き始め。
こちらはチャルメルソウ。
この日は暖かく、ここは沢状の地形で、ヒルが出る可能性があるかもしれないと警戒していましたが、見かけませんでした。
この上ない好天の中、自然の音だけを聞きながら飽きるまで撮影。感謝しながら帰路につきました。