もともと別の山を歩く予定が、登山口の駐車スペースに空きが無い… うーん、もっと早く着かないとダメなのか。
しかも、想定外の小雨まで降っています。どうしようかな、と思案し、ちょっと距離がありますが、違う場所でネコノメソウ・チャレンジと称して2ヵ所回ることにしました。
まず1ヶ所目、山に入ると、早速斜面にスミレサイシンが咲き始めていました。まだ咲きたて、葉も展開し始めたばかりです。
スミレサイシン
ミヤマカタバミも、白いのやらピンク色を帯びたものやらありますが、日光が足りず花は閉じています。
沢沿いに入ると、ヒダボタンを始め、色々な花が咲いていました。
ヒダボタン
ヒダボタン
タチネコノメソウ?ツルネコノメソウ?
花後の走出枝が地上に伸びるかどうかを確認しないと分からないのでしょうか。
スミレサイシン
ヒメヒダボタン
まだ4月に入ったばかりというのに、気付いたらズボンにヤマビルが1匹付いていました。寒さは緩んだと言っても、ビックリです。被害はありませんでしたが、油断大敵。この辺りにもいるとは聞いていましたが、まさかこの時期に出るとは。
ユリワサビ
大きな岩の上に、あの群生は…
エンレイソウのアップ。新鮮なエンレイソウを見るのは、いつ以来?
ミヤマカタバミ
ヒメヒダボタン
ヒダボタン
こちらもヒダボタンだと思いますが、萼の色が濃くボタンネコノメソウのようにも見えます。
シロモジかな?
スミレサイシン
ヒダボタン
スゲの仲間。
ヒメヒダボタン
コチャルメルソウ
チャルメルソウもありましたが、花は少し先のようでした。
ユリワサビ
ヤマネコノメソウはどこの山にでもあると言っていいほどよく見ますが、ここでは少数派でした。
これはヌカボシソウでいいのかな?
コチャルメルソウ
花弁が一部落ちてしまったようですが、オオタチツボスミレ
ここでは、ヒダボタン、ヒメヒダボタン、タチネコノメソウ(またはツルネコノメソウ)、ヤマネコノメソウの4種を観察できました。もう少し周辺を見て回りたい気持ちもありましたが、2ヶ所目に向かって移動しました。(②に続く)