限られた時間でしたが、梅雨の晴れ間を有効活用し、数年前の記憶を辿って、午後から山を歩いてきました。
前に見た付近を探しながら歩くも見つからず、さらに登って探すも見つからず、半分諦め気味にUターン登山道から少しだけ外れて戻り始めると、なんと見つけました… ツルガシワ!
ちょっと似たような葉が多数生えている中、光沢が無く丸っぽい葉が目に飛び込んできました。
4枚の葉の中心に黒褐色の花が付いています。
雰囲気はタチガシワに似ていますが、ツルガシワは今の花のところから蔓を伸ばしていく筈です。
咲きかけの花も多いですが、多数集まっています。
トリミングすると、こんな感じです。花の直径は1センチありません。
近くには、来シーズン以降に期待できる個体もありました。
さらに少し移動すると、ここにもありました。
以前にツルガシワを見た別の山域の自生地と比べると、明るく撮影しやすい環境です。
そして、以前に見た付近を再度通ると、何とツルガシワはそこにありました。
開いた花はこっちの方が多そうです。
無事ツルガシワを見つけ、花が咲き始めていることは確認できました。今後は蔓が伸びていくのを確認したいですが、これからは梅雨で天候や吸血動物のハードルを乗り越えられるかどうか…