一週間前は好天なのに寝坊して出動を諦め後で後悔したので、この週は頑張って早起きして紀伊半島方面へ。なんと、ムロカンアオイと思われるカンアオイを見つけました。
ここにも、この地方で最も一般的なアツミカンアオイは沢山花を咲かせていました。
アツミカンアオイにしては葉脈や光沢が目立たないと思った葉を持ち上げると、明らかに違う花が付いていました。お!
メジャーを当てるのを忘れてしまいましたが、全体的にかなり小型、萼片の直径は1センチあるかないかと小さく、萼筒は壺型で先が括れています。シイノミカンアオイに似ているかも。
こちらは萼筒が少し長めですが、それ以外は似た感じ。
開口部が小さいため中の様子は見えません。
これは、なかなかの大株?
3つの花が見えますが、左の花以外は崩壊しています。残念。複数の花を付けた株はこれしか見つかりませんでした。
周辺を探すと、他にも咲いている花を発見。
綺麗な葉。アツミカンアオイとは違います。
少しだけ、近くにアツミカンアオイもありました。こちらは光沢、葉脈の溝がクッキリしています。
最後にバランスの良い株を発見。
このポイントには20弱くらいの株を見つけることができました。特徴からするとムロカンアオイではないかと思っています。見た花には崩壊しているものもある程度あり、また蕾はなかったため、開花してからそれなりに時間が経過していそうです。
しばらく空振りが多かった初見のカンアオイ探しですが、今回は非常にラッキーでした。