今回は、カンアオイの一種でクキカンアオイ(仮称)と呼ばれている仲間を探しに行きました。いろいろ探し回りましたが、根拠はないものの事前に何となく地図を見て推測したエリアで見つけることができました。
途中ではいくつかのカンアオイを見ました。
これはアツミカンアオイ。半月以上前に別の場所ですが既に開花したアツミカンアオイを見ましたが、こちらでは開花した株は一つも見当たりませんでした。
こちら、アツミでないことは分かりますが、じゃあ何かというと…葉先が丸いのでヒメカンアオイの線が濃厚?手前の葉はよく見ると病気なのか白っぽい変な模様が見えます。
ようやく蕾のついた株を発見。これもヒメカンアオイっぽいかな。年内には開花しそうな感じなので、ヒメカンアオイにしてはちょっと早いのかも。花を見たいです。
そしてこちらが、おそらくクキカンアオイ。花期が10〜11月とのことなので、咲いてからしばらく経っていそうな感じでちょうど時期が合います。
葉にコンパスの目盛を当ててみます。この葉は掌くらいの巨大サイズで、長さが13〜14センチくらいあります。葉脈の凹み具合も、アツミカンアオイとは違います。
花が2つ付いていて、右手前の花は半ば崩壊しているようです。やはり咲いてからしばらく経っていますね。
別の株。俯いて撮しにくいですが花自体はきれいで比較的新しそうです。
萼筒は括れていません。葉は葉脈がうっすらと凹んでいるのが分かります。
花のサイズはこんな感じです。
こちらは葉も萼片も欠けてしまっていますが、それさえなければ一番整っていたように思います。残念。
この葉は、整った下り藤模様でとても綺麗です。残念ながら、花は付いていません。
場所は分かったので、来シーズン以降はもっと沢山探せそうです。