ミノコバイモ(2023/3)

今回は、主にミノコバイモを観察しに歩いてきました。

 

この付近にはそれなりの数の個体があると思うのですが、背丈が低いこと、地味なことから、他の植物に紛れてしまって、毎度のことながら非常に気づきにくいです!カンアオイは葉が残っていればそこそこ気付けますが、それより難易度が高い気がします。

 

眼を皿のようにして見回しながら進んでいると、漸く最初の個体を見つけました。これでひとまず、全く見つからないという事態は回避できました。この個体は花弁の先が開き気味で丸っぽく、ちょっとカイコバイモに似ているかもしれません。

 

ミノコバイモ(ユリ科バイモ属)
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名前の「ミノ」は美濃の国に由来しますが、主に東海地方、それに岡山県にも自生するようです。バイモ属の変種は各地にあり、カイコバイモ、コシノコバイモ、イズモコバイモ、ホソバナコバイモ、アワコバイモ、トクシマコバイモ、トサコバイモなどがあります。

 

今日は運が良く、その後も多数のミノコバイモを見つけることができました。


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花粉の時期真っ只中で鼻もズルズルでしたが、天気も良く、楽しい一日を過ごせました。