ノノボリカンアオイ(2023/1)

今シーズンも、好きなノノボリカンアオイを何度か観察しに行ってきました。毎年、年始には何度か雪が積もる感じなのですが、直近の観察は、ちょっと積雪のある状態での観察になりました。

 

うっすらと積もる程度ではありますが、地面に張り付くように生えるカンアオイは、葉が雪で隠れてしまうと手がかりはほとんど無くなってしまいます。雪の下のカンアオイを間違えて踏まぬよう、分かっている場所以外には踏み入らないように気をつけました。

 

最初の個体。ここは葉の上にだけ雪がありました。
f:id:koma26:20230129191532j:image

 

葉はほとんど噛られ(?)、花だけが雪を被っています。前回来たときは蕾でしたが、開花していました。
f:id:koma26:20230129193906j:image

 


f:id:koma26:20230129194001j:image

 

12月前半で咲き始めていた兄弟は、今回はわずかに見える状態。既に見ていたので場所が特定できますが、そうでなければ難しいですね。
f:id:koma26:20230129194157j:image

 

数年前に寒波で萎れた素心の個体を見つけましたが、今シーズンも花を付けてくれました。積雪が遮られる場所だったので、今回も咲いているのを観察できました。
f:id:koma26:20230129194500j:image

 

芸術品のように見えます。
f:id:koma26:20230129215247j:image

 

この個体も、運良く雪を被らずに済んでいます。葉も完全な形です。
f:id:koma26:20230129215744j:image

 


f:id:koma26:20230129215931j:image

 

少し陽も差して、最初に観察した個体は、いつの間にか葉の上の雪が解けていました。
f:id:koma26:20230129220026j:image

 

さらにこの後、10年に一度と言われる寒波もあり、ここのカンアオイ達は皆、完全に雪に覆われたと思います。また次のシーズンに会いましょう。