以前に見て気になっていた花を探索してきました。調べた感じでは、オオダイトウヒレンではないかと思っています。
近畿から九州にかけての山地や丘陵地の林内に生えるアザミの仲間です。
こちらは、小さな株。花が一つだけ咲いていました。
大きく成長した株もありました。高さ1メートルくらいでしょうか。下半分に大きな葉が集まり、上半分は葉が極端に小さくなっていて、全体を入れると花がほとんど分かりませんが、3つ開花、蕾も多数。
蕾です。総苞片にはくも毛が見えます。
茎の上部には幅の狭い翼があるとのことなのですが、うまく見つかりませんでした。
そして、2W程度の期間を空けて、もう一度行ってみました。
蕾の開花を期待していた株は…
残念ながら、既に終わっていました(T_T)
思った以上に個々の花の咲いている期間は短いようです。
見回すと、足下に咲いた花が一つ。
立ち去ろうとした際に未練がましく見回したところ、何と気付いていなかった場所にまた1株見つけました。
草体の丈は30センチ程度と高くはないですが、花が2つ綺麗に咲いていて、去年と今年見た中では一番豪華です。
花のアップ。
最後にベストの株を見つけることができてラッキーでした。