フタバランの中で、今まで見ることができていなかったタカネフタバラン、今シーズンようやく見ることができました。
【タカネフタバラン】(高嶺双葉蘭、ラン科サカネラン属)
北海道、本州中部の冷温帯、亜寒帯の針葉樹林下に咲きます。花はミヤマフタバランに少し似ていますが、ミヤマフタバランにはある唇弁上部にある小さな裂片がないことで区別できます。
葉の主脈に沿って白っぽい線になっています。
まだ上の方は蕾です。
花をトリミング。
参考までに、こちらが前月に写していたミヤマフタバラン。唇弁の基部に耳のような裂片が付いています。
草体を横から見ました。葉の付く位置がかなり高いのもタカネフタバランの特徴です。
実は今回花を見ることができたのは1株のみ。近くにいくつかの葉はありましたが、多くはありませんでした。
今シーズンはこの数日後にコロナウィルスに感染してしまい、しばらく療養で外には出られませんでした。