この時期、見たい花は色々ありましたが、厳正な抽選の結果、昨年も見た、オオシラヒゲソウを見に行くことにしました。近場には自生地がないようなので、ちょっとした遠征です。
今年も見ることができました。
オオシラヒゲソウ
ここの自生地は、日光が入りにくいのだけが難点です。午後になればもう少し明るくなるかな?と思いますが、その後の移動を考えると待てないなぁ。
開花準備中のオヤマボクチ。
クモ毛がスゴい!
ジャコウソウ
ジャコウソウの花の落ちた後の萼片
歩いていると、地を這うようにして、ミゾソバに似ているけどちょっと違うようにも見える花が…
後で調べてみたのですが、葉の頂裂片、側裂片が尖っている、湾入部があまり深くない、花数が少なめ、まだ8月なのに開花などから、ミゾソバの変種の一つ、ヒカゲミゾソバではないかと推測します。
ヒカゲミゾソバ?
白い花がいくつか集まって咲くようです。花弁に見えるのは萼片とのこと。
ツルニンジンは、まだ蕾…
ノササゲは咲き始め。
キクバドコロの葉
これはヌスビトハギでいいかな?
変種のヤブハギは、葉が半分から下に集まるとのことなので、ヌスビトハギとしておきます。
お、これはサンインヒキオコシ!
アキチョウジのように花が長いですが、花に対する萼の付き方が違うことを勉強し、実物で確認したいと思っていました。以下に比較画像を示します。
こちらがサンインヒキオコシ。
こちらがアキチョウジ。(別の日に別の場所で撮影)
そして、こちらはカメバヒキオコシ。
花よりも葉に特徴がありますね。この葉の形が亀に似ていることが、カメバ(亀のような葉)と付いている所以です。
こちらが花です。カメバヒキオコシの花は長くありません。
思わず触ってしまいましたが、その後しばらく痛みが残りました。ミヤマイラクサは、葉の先が尾状に延びるそうです。
よく見ると、沢山ありますね。
そして、ふと見ると、これもまた見たかった花が!
ムカゴイラクサ
こちらが、そのムカゴです。
イヌトウバナ
ヤマニガナ
最近、知りました。ニガナと比べて比較できないくらい大きいです。
花はニガナと同様ですね。
ホツツジ
サンインヒキオコシ
オクモミジハグマ
ヤマニガナ
白い綿毛が光っています。
ガンクビソウとかヤブタバコとかそういう系ですが、もうちょっと調べる必要あり。
ツルリンドウ
クルマバハグマ
ツルニンジン、咲いているのがありました!
久々に。クワガタを見ました。昔はたくさん捕りましたが…。
アザミも難しい。これは何だろう?
キクバドコロ
実が成っていました。
ここの山は、オオシラヒゲソウもあるけど、地味な植物も含めて種類が多く、お気に入りの山の一つになりました。