久しぶりにコハクランに会うことができました。
コハクラン（琥珀蘭、ラン科コケイラン属）
自生地が限定され、個体数も多くないということで、RDBの環境省カテゴリでも絶滅危惧IA類に指定されています。もともとコハクラン属だったようですが、最近のAPG体系ではコケイラン属にまとめられたようです。
たしかにコケイランに似ています。唇弁はよく見ると複雑なデザインですね。開花状態も申し分ありません。
根生葉がついていました。細長い深い緑の葉に、くっきりとした白い葉脈が走っています。
茎にも鞘のようなものがありますが、これは茎葉でしょうか。
典型的な自生地は針葉樹林下のようですが、今回見つけたポイントは草地で、撮影条件としては緩くて助かりました。
何年も前に見た自生地とは異なる予想外の場所での出会いでしたが、会うことができて良かったです。（ただ、過去の自生地の方は、…）
