ナガバノヤノネグサ(2022/9)

昨年のナガバノヤノネグサのポイントに、今年の様子を確認しに行ってきました。天気の良くない休日が多かったので、昨年よりも2週間ほど遅い時期になってしまいました。

 

ナガバノヤノネグサ(長葉の矢の根草、タデ科イヌタデ属)

同属の花は多数ありますが、多くの種と異なり、茎頂や葉腋に少数の花をつけます。ホソバノウナギツカミも似たような花の付き方になりますが、ナガバノヤノネグサの方が葉の幅が広く、葉脈の基部に白い斑が入ることが多いようです。

 

今年も咲いていました。
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葉の付き方はこんな感じです。
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咲いている花の隣に、咲き終わった後の実のなりかけだと思います。
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まだ涼しくもありませんでしたが、昨年は何匹も目撃して今回も警戒していたヤマビルは、不思議なことに全く見かけませんでした。

 

自生地は少し周辺の草の勢いが増してきたようにも感じられ、撮影がしづらかったです。ナガバノヤノネグサには、来年以降も負けずに生き延びてほしいところです。