真夏の炎天下の午後、ニガカシュウの探索に出発。日差しが強く、日陰の無い道に沿って歩くのは辛かったですが、見つけて観察することができました。
ようやく見つけたこの葉はニガカシュウに違いありません。逆光で葉脈がくっきり映っています。
早速、ムカゴがありました。ムカゴの表面に突起があるのはニガカシュウの特徴のようです。
ムカゴはいくつもありますが、花らしきものが見当たりません。花付きが悪いのでしょうか…
いろいろ探すと、近寄れないところに花序を見つけました。まだ蕾のようです。
さらに先に進んだ先の株で、近寄れる場所に花が少し咲いていました。これは雄花のようです。
ムカゴと花。花は紫色ですね。
白い花もありました。オニドコロの花は黄緑色で、花は横を向きますが、ニガカシュウの花は花序の先の方を向きます。
これも白。
これは紫色。
雄花のアップですが、花を正面から撮すのは難しそうです。
葉柄の基部にひれがあり、また茎を抱いてますが、これがオニドコロには無い特徴のようです。
もう少ししたら花も咲き揃うでしょうから、もうちょっと賑やかな感じになるでしょう。
場所も分かって比較的近いので、少し経ったらまた確認に来たいと思います。雌花も探してみたいです。