クルマギク(2022/10)

秋の紀伊半島、次は、長らく見たかったクルマギク探しです。具体的なポイントは分かっていませんでしたが、運良く会うことができました。

 

クルマギク(車菊、キク科シオン属)

紀伊半島南部の限られた範囲だけに自生する菊です。

 

仲間の他の菊と比べて、非常に変わった花の付き方をしています。崖から垂れるように延びた茎の途中からいくつもの分枝があり、その先に花を付けるので、全体として広がりを持って花が咲きます。花は2センチ程度、想像していたより小さめでした。
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このロゼット状の葉が、クルマギクの名前の由来だそうです。
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特にシオン属は区別がしにくいと感じますが、クルマギクは分かりやすいですね。
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まだ蕾もありましたが、それなりに咲いていて良かったです。次はいつ見に来られるか分かりませんので。