メギの木を初めて見ました。メギはメギ科メギ属、別名はコトリトマラズ、その由来は、葉が変化したと言われる鋭く長い棘が出ていることによるものです。
洗眼にも使われ、健胃、整腸の小蘗(しょうはく)という生薬の材料だそうです。
開けた場所に沢山の花を付けた木がありました。
これは、メギの仲間かな?直感でそう思いましたが、帰宅して調べると、やはりメギのようです。ヘビノボラズ、ヒロハヘビノボラズは花の付き方が違っていたので、メギでしょう。
細い枝から長い棘が出ています。棘は1.5センチくらいあったかと思います。
花は基本的に下向きですが、時々横向きになっている花があるので、それを探して花の内側を撮影。萼、花弁は6枚です。葉は濃い赤で縁取られています。
花のアップ。よく見たら、この花は花弁が5枚でした。
メギ科としては、早池峰山や至仏山で見たヒロハヘビノボラズや、イカリソウがあります。あまり多くないですが、サンカヨウ、トガクシショウマ、ルイヨウボタンなどもメギ科のようですね。