ノミノフスマ、ツメクサなど

ハコベの仲間は似たような名前もあってなかなか覚えられないのですが、最近見たノミノフスマとツメクサについて記しておきます。

 

ノミノフスマ

調べた大体のサイトでは、どこにでもあるような書き方になっていましたが、私は今まで見たことがなく、今シーズンに初めて見ました。
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花弁の形状、花弁と萼の長さの関係、葉の形状からノミノフスマだと思います。この個体では見づらいですが、花茎がすごく細いです。小さいのでスマホカメラで雄しべに焦点を合わせるのが難しいですが、うまく焦点の合った画像が撮れました。
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名前の似ているノミノツヅリと紛らわしいです。ツヅリもフスマも直感的に分かりにくいので、どっちがどっちだかすぐ忘れてしまいます。

 

ツメクサ

以前に別の場所で見ましたが、誤って画像を削除してしまっていました。今回、そことは別の場所ですが、見ることができました。
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花弁の先が2つに分かれず、葉が細長いです。
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ノミノツヅリの花は、ノミノフスマよりもこっちの方に似ています。葉の形を確認すれば分かりますが。

 

ハコベ

こちらは、私もよく見る、普通のハコベです。近くに人がいなかったので、落ち着いて撮影できました。
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で、これはミミナグサの仲間かな?と一瞬思いましたが、よく見ると花弁は深く切れこんで重なっているだけなので、これもハコベでした。
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他にも、ハコベの仲間以上に小さく気付きにくい花がありました。

 

キクムグラ

花序の直下に1枚の苞が付いています(2つ連なっている花の左下)。
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花は1ミリ程度。
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タチイヌノフグリ

青い花は2ミリくらい。
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茎を真っ直ぐに伸ばしていました。

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トキワイカリソウの新しい葉

柔らかくテカテカ光っています。イカリソウの葉も、縁だけ茶色のもの、ほぼ緑のもの、葉脈周辺のみ緑のものなど、いろいろですね。
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こんなに大きい葉もありました。
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イカリソウには、開花後すぐに落ちる外側の萼片があるというのを思い出して探してみると、1枚残っているのを見つけました。小さいのが付いているのが分かるでしょうか。
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サルトリイバラの新しい葉

こちらも、テカテカ光っています。分厚い葉と棘からは想像できませんが、触るとフニャフニャと柔らかい!この時期の新しい葉はこんなに柔らかいのですね。

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撮影し忘れましたが、歩いていて、ヒメザゼンソウのような葉も見つけました。葉は既に大きく展開していましたが、花の時期には枯れてしまうことも普通にあるようなので、花を見つけるのは難しいかもしれませんが、時期を変えて再訪してみようと思います。