南紀にはハナネコノメの亜種、キイハナネコノメというのが咲くことを知りました。久々の遠出ですが、場所に当たりをつけて日帰りで出撃。いろいろ?ありましたが、目的も達成して無事に帰還しました。
水飛沫のかかるような場所に咲くとの情報もありますが、湿った斜面にポツポツと咲いていました。
葯が赤紫で萼片から出ていません。茎の毛も少な目で、キイハナネコノメの特徴がバッチリです。
今のスマホは近接撮影に弱く、これが限界。
デジカメの画像ももう少し貼り付けます。
山の中では他の花はほとんど見ませんでしたが、途中にカンアオイの葉を見つけ、一つだけ花をつけているものがありました。
何カンアオイでしょうか。少し調べてみましたが、クマノジカンアオイの説明に近いように思います。付近にはアツミカンアオイと思われる葉が幾つかありましたが、それらは花を付けておらず、この株の葉は光沢なく葉脈も浅く違いそうです。
一息ついて、那智大社付近を散策しました。
他に出会った花、風景を紹介します。
民家に濃いピンクの桜が咲いていました。ソメイヨシノよりずいぶん小さい花です。高い木で手を伸ばして撮影。
林下で陽を受けてる輝く花。葉が出ていないのに咲いているから、シロモジですかね。
ご存知、三重ノ塔と那智の滝。今回は滝もここから見ただけ。
那智大社の鳥居。
参道の石垣にはジロボウエンゴサク。包葉が全縁であることで、ヤマエンゴサクと区別します。
タネツケバナの仲間のはずですが、何でしょう?
シロバナタンポポですね。
柱頭が五本あるのでウシハコベ。
大門坂を下ります。
ラッキーなことに、人がいなくて静かです。
大門坂の石畳の隙間にはフモトスミレ。
横にはヤマアイが。
出口(入口)の夫婦杉、巨大です。
山肌にポツポツと桜が。春ですねぇ。
短い時間でしたが、南紀を楽しみ、帰途に就きました。熊野から大台付近で雨に遭い、亀山JCT付近で事故渋滞に巻き込まれつつ帰宅しました。