この冬のシーズンは、カンアオイの仲間を探して回っています。今回、関東への帰省のタイミングで、ズソウカンアオイを探してきました。
ズソウカンアオイの「ズ」は伊豆の「豆」、「ソウ」は相模の「相」から来ているようです。具体的には西丹沢~箱根の地域に分布しているそうで、目星をつけた場所へと向かいました。
見つかるかどうかという心配がありましたが、結果的に全く心配無用でした。歩き始めてから30分も経たないうちに花をつけた株が見つかり、その後いくつも見つかりました。主に広葉樹林下と斜面、希に岩の隙間にもありました。
#カンアオイの同定は特に難しく、最終的には花を切って花の内部まで調べる必要があるようです。ここでは地域と時期、外見で推測しており、厳密な同定をしている訳ではありません。
高気圧に覆われたその日は、天を仰ぐと真っ青な空があり、南東を向いた谷沿いは風もなく、陽が差すと暖かく、山の上まで登っていきたい気持ちを抑えて車に戻りました(その後に予定があったので)。