先日のキノクニスズカケに続き、紀伊半島固有種のオオママコナを探しに行きました。
【オオママコナ】(大飯子菜、ハマウツボ科ママコナ属)
オオママコナは、ウバメガシに寄生する半寄生植物で、紀伊半島南部の限られた範囲に自生します。和歌山県のRDBカテゴリで絶滅危惧IA類にの指定されています。
こんな場所に咲いていました。明るい林で、風に揺れています。
オオママコナの花は、このように目立って長いです。長さ4センチくらいあります。
姿は見えませんでしたが、突然、猿の群れが凄い音を立てて逃げていき、びっくりしました。
今日の一番大きな集団です。下から順に花を咲かせていくようで、まだしばらく花が咲きそうな感じでした。
南紀はちょっと遠いですが、固有の植物も多くてなかなか魅力のある地域です。