気になる植物を見に来たら、ちょうどスルガテンナンショウが咲き始めていました。スルガは駿河の国が由来で、近畿地方にはありませんからね。今年ようやく開花状態で見ることができました。
テンナンショウがいくつも咲いていますが、これは…
花(仏炎苞)の中を見ると、付属体の先端が鍵状に括れていますが、それがこの種独自の特徴です。
まだ早いかと思っていましたが、思った以上に沢山咲いていました。
この後1時間も経たないうちに、多数のマダニが襲われました。吸血被害には遭いませんでしたが、繁殖の時期のようで、ズボンに1mm程度の小さな個体が多数取り付き、注意深く除去しなければなりませんでした。