この時期、まだ海浜植物を見に行ったことがなかったのですが、チャンスがあり、家族も連れてとある海岸に出かけてみました。
海岸で昼食を食べた後は、浜辺で遊ぶ家族と別れて花の探索です。
ハイハマボッスは何度か見ていますが、ハマボッスは初めてです。あちこちに咲いていました。
こちらは、同日に別の場所で見たハマボッス。砂浜に咲く個体と姿が別物のようです。
ハマボウフウ
地べたに張り付くようにして花を咲かせていました。
ハマツメクサ
触ってみると想像以上の硬さで、トゲは針のように刺さります。背後にハマヒルガオがありますね。
コウボウシバ
コウボウムギよりも小型です。
スナビキソウ
花の真ん中は、吸い込まれるような闇になっていて、奥の方は見えません。
砂浜をバックに。
メノマンネングサ
ヒメレンゲとは、葉の様子で区別できます。
散りばめられた星☆。
ノイバラ
そして、今回一番見たかった、ナミキソウ。
ナミキソウ
砂浜の一角に咲いてるのを見つけました。まだこれからどんどん花が開花していきそうな様子です。
ミヤマナミキは山で、ヒメナミキは湖沼で見たことがありますが、ただのナミキソウは海岸に咲いています。鮮やかな紫色ですね。
同じシソ科のタツナミソウに似ています。
植物は、同じ仲間でも色々な環境に適応したものがあり、本当に興味深いです。