ホザキイチヨウラン(2023/7)

見たかったホザキイチヨウランを見ることができました。

 

ホザキイチヨウラン(穂咲一葉蘭、ラン科ヤチラン属)

生育環境は亜高山帯の林床と記載されているサイトが多いですが、亜高山帯を抜けた草地にも生育している感じです。ちょっと驚いたのは、道路脇のコンクリートの崖の上にも多数咲いていたことです。

 

いろいろなサイトで見ていた、ホザキイチヨウランの長〜い花序を見つけました。同じ場所に4本出ています。
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少し近寄って撮影します。すごい数の花ですが、いくつ付いているのか… ざっと数えてみても、長いので100は余裕で超えていました。
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葉は、このようにぼってりとしたのが1枚ずつ付いています。
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安全に撮影できる場所でしたので、ここで、秘密兵器、外付けのスマホマクロレンズを初使用。新スマホ焦点距離が長いので、これで倍率を上げました。いつもと違って、上を向いているのが唇弁です
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さらにトリミングしました。ヤチラン属は今回初めて見ました。唇弁が上を向いているのですが、どちらが唇弁と言われても違和感を感じません。
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ラン科は花茎が180度捻れて唇弁が下を向いているものが多いですが、ホザキイチヨウランは360度捻れて唇弁が上を向いています。360度捻れるなら、捻れなくても同じですけどね。

 

今シーズンは、このあとも含めて一気に沢山のホザキイチヨウランを見ることができました。草などに同化して見逃したものもあると思いますが、十分に楽しむことができました。