チャボシライトソウ(2022/5)

今回は、チャボシライトソウを探しに行きました。

 

自生環境をイメージしながら探していると、急斜面に見つけました。すぐ近くには寄れないため、手を延ばして撮影。

 

糸状のものが花弁ですが、咲いてから時間が経っているようで、糸のような花弁が曲がりまくっています。

 

チャボシライトソウ(矮鶏白糸草、ユリ科シライトソウ属)

この花弁の細さ、私のスマホでは表示の限界かも…
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本当はもう1W早く来るつもりだったのですが、事情により叶わず、やはり少し遅かったか…

 

まだ他にもあるかもしれないと、気を取り直して祈りながら先に進むと… その先で幾つか見ることができました。

 

ここの斜面にもありました。
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さっきのよりは随分マシです。
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葉はこんな感じです。
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色合いが変わったと思ったら、どうもスマホのカメラが花火モードになってしまったようです。
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花弁の大きさと比べて超小さな、花の中心部。中心に雌しべとその周りに6つの雄しべ、あとは退化花弁があるはずですが…
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そして、今回の中で一番状態の良かった個体。
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これまた本当に糸のように細い花弁です。
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こちらは雄しべ、雌しべとも展開前ですね。ネットで見た情報では退化花弁は2本とありましたが、画像の花弁は長いのが5本、短いのが1本に見えます。
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シライトソウは幾つか地域変異があり、最も一般的なシライトソウの他にアズマシライトソウ、キイヒメシライトソウは見たことがあります。機会があれば、他のも見てみたいと思います。