この日は午前中のみという時間制約もあり、京都北山のヤマシロネコノメの自生地に様子を見に行きました。
現地周辺の斜面は、ここ数年の台風の被害か数多くの杉が倒れていました。それを片付けるために伐採が進み、場所によっては重機も入ったりして環境が変わってしまったようです。
目的の沢も大きく様子が変わってしまい、それが目的の沢であることを確信するまで少し時間がかかりました。
心配した通り、ヤマシロネコノメは見つからず、目にするのはタチネコノメソウと少しのボタンネコノメソウばかりでしたが、根気よく探し続けると、漸くヤマシロネコノメを見つけました。
漸くヤマシロネコノメを見つけました。ここにだけ咲いていました。
愛知で見たトウノウネコノメと比べると、集まっている花の数が少なめです。
他にもないか周辺をもう少し探し回りましたが、ヤマシロネコノメは他に見つからず、タイムアップで切り上げました。来年以降、ヤマシロネコノメがまた増えていってくれることを願います。
この日はボタンネコノメソウ、タチネコノメソウ、ネコノメソウ、ヤマネコノメソウなど、ネコノメソウの仲間をいろいろ見ることができました。
ボタンネコノメソウ
タチネコノメソウ
ネコノメソウ
サワハコベ
エイザンカタバミ
実は、撤退する際に枯れ枝の棘の先が手の親指の指先付近に入ってしまいました。帰宅して針を使いようやく抜くことがましたが、気を付けないといけないですね。