テリハキンバイ(2019/5/13 大阪府・奈良県)

近畿以西にはテリハキンバイというのがあるのを知り、自生地を調べて探しにいってきました。近畿以西と言いつつも愛知県にも分布しているようです。この日は大阪府奈良県の2県で観察できました。ちなみに、大阪府での指定はありませんが、奈良県では絶滅危惧種Ⅱ種指定(2017年RDB)となっています。

 

この山には、個体数としてはかなり分布しているように感じました。


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この辺の個体は、葉脈に斑が入っている個体が幾つもありました。
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一番手前の葉は、光がかなり反射しています。葉がテカテカしているわけでも無いのですが、テリハの由来がこれのようです。
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比較のため、ツルキンバイも載せておきます。混生しているわけでも無さそうですが、ツルキンバイも同じ山に沢山ありました。

 

パッと見でテリハキンバイと違う点は、

 

・葉の距歯の先が鋭く、小葉全体が丸みを帯びていない

・花弁の根元の色がが濃い

・花弁の先が少し凹んでいる

・花弁の隙間が狭い

 

でしょうか。


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ナガバノタチツボスミレ(2019/4/26 大阪府)

金剛山の下山時に、登山道沿いに多くのナガバノタチツボスミレが咲いていました。他でも見ることはありますが、金剛山には特にたくさんあるのではないかと思っています。

 

今回は下山路の後半でちょうど盛りでした。タチツボスミレはどこにでも当たり前にありすぎてカメラを向ける気がしないことが多いのですが、このナガバノタチツボスミレは何枚も撮ってしまいました。


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ランヨウアオイ(2019/5/3 神奈川県)

以前に見つけていたランヨウアオイが開花しているはずなので、今回の帰省のタイミングで観察してきました。

 

4月末の帰省直後に一度見に行ったのですが、残念ながら雨模様で、しかも現地で最も短時間で見られる株に到達した途端に雨が激しさを増し、じっくり撮影どころではなく、逃げるように車に戻りました。

 

今回はそのリベンジですが、結果や如何に…

 

GW後半、観光の車で渋滞している道を避けながら車で移動してきて駐車したのが13時半前。天気は良く気温が上がっているものの、午後は山沿いで雨の可能性があるとの予報が出ています。

 

空を見て、まだしばらくは雨も大丈夫そうと思いながら歩き始めると、すぐに先日の雨の中で撮影した株の横を通過。近くに観光客がいるので、撮影していると声を掛けられそうです。その先の自生ポイントは、道路から見えてしまうものの林の中なので人は近付いて来ないでしょう。

 

ということで林に入ると、良さげな花が咲いていました。

 

ランヨウアオイ

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花のアップ。


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花の直径は4センチ近くあると思われ、今まで見たどのカンアオイよりも大きいかもしれません。
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萼片に比べると、萼筒はあまり大きくありません。
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葉はほぼ斑が入らず、ホームベースに耳がついたような形が多いです。
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近くを探索すると、他にも幾つも咲いていました。林なので暗いですが、風もなく地表すれすれに咲くので比較的写しやすかったです。


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ここで、ハプニングが…

最後の個体のつもりで屈んでカメラを構えようとしたところで、ズボンにヤツらの姿を確認。ゆっくりですが、上半身をめがけて近づいてきます。もう撮影どころではなく、林道に出て全て引き剥がしました。ズボンにいた5匹、靴の4匹。長袖シャツも脱いで表裏をチェック、ズボン内側も確認し、もういないと判断。戦意喪失で車に戻るも、さらにスマホと一眼レフに1匹ずつ発見して排除しました。

あー気持ち悪い!

 

 

 

ヒメヒダボタンの咲く谷(2017/4 滋賀県)

テリハタチツボスミレを見たあと、日は傾いていますがヒメヒダボタンの咲く谷を訪れました。

 

アカヒダボタン
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コチャルメルソウ
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チャルメルソウ

ここではコチャルメルソウと混生しています。
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コミヤマカタバミ

ピンクの花を探しましたが、きれいに咲いているのは見つかりませんでした。
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ユリワサビ
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ヒダボタン

萼裂片が褐色を帯びていますが、雄蕊の葯が赤っぽいのがみえます。
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アカヒダボタン

萼裂片が鮮やかな赤です。
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ヒダボタン

こちらの萼裂片は緑褐色です。
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ヒメヒダボタン

ヒメヒダボタンがありました。萼裂片が黄緑色で、葯が黄色です。
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タチネコノメソウ

関西の低山にはタチネコノメソウしかないそうです。
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ヤブレガサ
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ヒメヒダボタン
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エンレイソウ
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ヤマルリソウ
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コチャルメルソウ
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ヒダボタン
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ヤマエンゴサク
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タチツボスミレ
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スミレサイシン
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フタバアオイ

花はもう少し先のようです。
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森の中は徐々に薄暗くなってきたので、先に進みたい気持ちを抑えて車に戻りました。今日は一日中天気が良くて、じっくり楽しめました。

 

2018年に出会ったラン一覧

 

 

ヒメフタバラン(姫二葉蘭)

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イチヨウラン(一葉蘭)

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サルメンエビネ(猿面海老根)
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ギンラン(銀蘭)
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キンラン(金蘭)
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コケイラン(小蕙蘭)
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トケンラン(杜鵑蘭)
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ジガバチソウ(似俄蜂草)
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ヤマトキソウ(山朱鷺草)
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クモキリソウ(蜘蛛切草)
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サイハイラン(采配蘭)
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ハクサンチドリ(白山千鳥)
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ホテイアツモリソウ(布袋敦盛草)
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ショウキラン(鍾馗蘭)
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セイタカスズムシソウ(背高鈴虫草
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コフタバラン(小双葉蘭)
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キソチドリ(木曽千鳥)
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ヒメムヨウラン(姫無葉蘭)
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カモメラン(鴨目蘭)
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コハクラン(琥珀蘭)
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ニョホウチドリ(女峰千鳥)
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ホソバノキソチドリ(細葉の木曽千鳥)

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オノエラン(尾上蘭)
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テガタチドリ(手形千鳥)
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タカネサギソウ(高嶺鷺草)
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オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)
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ベニシュスラン(紅繻子蘭)
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ミヤマモジズリ(深山捩摺)
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クロムヨウラン(黒無葉蘭)
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サギソウ(鷺草)
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ミズトンボ(水蜻蛉)
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テリハタチツボスミレ(2019/4 福井県)

テリハタチツボスミレを久しぶりに見たくなり、以前に見たことのある山に向かいました。

 

登り始めて間もなくテリハタチツボスミレの特徴のある葉を見つけましたが、花は終わっていました。山陰型タチツボスミレやシハイスミレは今が一番いい時期のようです。

 

いい花は、少し標高の高いところになって少し見ることができました。

 

テリハタチツボスミレの葉を発見しましたが、残念ながら花はほぼ終わっています。葉には光沢があり脈がはっきりしていて、触ると明らかに硬めです。
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標高を上げていくと、何とかまともに咲いた花を見つけました。
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その後テリハタチツボスミレの花が見つからず、適当なところで折り返して往路を戻ります。折り返して間もなく、足下にテリハタチツボスミレが。
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横から撮ってみました。
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その後も、下っていく途中でまた見つけました。登りのときに見逃していたことになりますが、結構見回しながら登ったつもりなんですが…
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何株か咲いていますが、ここのは斜面で写しやすいです。
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テリハタチツボスミレ探索は成功しましたが、標高の低いところでは半月ほど前には花を見ることができそうです。