長野県の、とある山。
何年も前から、ほぼ毎年、GWの時期に登っているのだが、今年は違った。登り始めは何とも思っていなかったのだが、その違和感は、スミレがタチツボスミレしか咲いていないこと。他のスミレが一斉に開花のストライキせもしているのでは?と思うくらい。ヒナスミレの生長した葉は見つけても、花茎が全く見当たらないのは何故?
ということで、数年前に認識したゲンジスミレの花園も葉ばかり、半分絶望的な感覚を覚えつつなおも歩いていると、何とか咲いているゲンジスミレを発見。
ゲンジスミレ 撮影日2015/4/30
下山時にもいつもは腐るほど咲いているイブキスミレがほとんど見当たらず。登山口までの間に、少しだけありました。
イブキスミレ 撮影日2015/4/30
さらに今回は、おそらくタチツボスミレとイブキスミレの交雑種と思われる個体を発見。花の形状はイブキスミレとタチツボスミレの混合っぽく、色はタチツボスミレ、側弁に毛があるのはイブキスミレ、葉もイブキスミレのそれ。種はできるのだろうか?
登山口まで下りたところで、多数のヒカゲスミレを発見。ということは、ヒナスミレも今年は既に終わったと考えるべきなのか…
ヒカゲスミレ 撮影日2015/4/30