20160806 ナツエビネ

ちょっと早いかもしれないと思いつつ、昨年は見に行けなかったナツエビネを見に車を走らせました。

やはりまだ咲いていない株もありましたが、咲いているものも多くありました。いずれにしろ、
前回から数が減っているようには感じなかったので、この環境が維持されてくれるといいなと思いました。



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ナツエビネ



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アップで



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真ん中が黄色っぽいのは変異?

登山口付近以外、不思議と他の花が全くと言っていいほど咲いていない…何故?

ナツエビネにカメラを向けているうちに、虫に刺されて痛みを感じました。次第に大きく腫れ上がり、この後一週間ほど、医者と薬のお世話になるのでした。ナツエビネは見たいけど、もうこんな目に遭うのは嫌だなぁ…

20160816 ヒメシロアサザ

台風接近の予報により、山歩きは延期し、実家の近場で花を探してきました。何でも、ヒメシロアサザというのがあるらしい、ということで。

情報をもとに目星をつけた場所を探していくと… ありました♪



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ヒメシロアサザ

黄色いアサザより随分と小さく、直径は1センチもありません。かわいい花です。

見つけた一つの田んぼにしかありませんでしたが、農薬の違いでしょうか?


近くの田んぼで、他にも花が咲いていました。

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オモダカ

似ている花に、アギナシとウリカワがあるようです。ウリカワは葉が線形で、違いは明確。アギナシは、①花が葉より高い位置に付き、②葉の下の裂片の先が丸みを帯び、③葉の下の裂片が上の裂片より長い、とあります。これはオモダカですね。



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クサネム

隣の休耕田?に咲いていました。マメ科は違いが分かりにくいですが、多分クサネムでしょう。

20160723 湖岸の花

もっと色々探索したいのですが、天気や家庭の状況がそうさせてくれません。この日は朝から溜池の探索に出て、ガガブタやタヌキモなんかが見つかったら嬉しいなと思いましたが、見つかりませんでした。

適当に切り上げて、数ヵ月前に見つけたポイントへ、トンボソウを探しに入ります。あれでもない、これでもない、と歩いていたら、トンボソウらしき花が咲いています。いくつもありますが、何れも木道よりずっと低い位置にあってすぐそばに寄ることが難しく、撮影は困難を極めました。



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トンボソウ



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トンボソウのアップ



この場所は薄暗い森の中のため、手を伸ばし、手ぶれに注意しながらの撮影でした。


アキノタムラソウも咲いています。


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アキノタムラソウ


家路の途中、ふと思い付いて、湖岸に寄ってみます。



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カワラナデシコ



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ヤブカンゾウ



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ハマヒルガオ



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オトギリソウの仲間



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???



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???



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???



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???

湖岸近くの水路も探してみると、アサザミズオオバコが咲いていました。アサザは今年6月に、ミズオオバコは昨年9月にも見ています。水辺の花は、個体によって開花時期に大きなばらつきがあるようです。



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アサザ



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ミズオオバコ

田んぼにはトキワハゼでしょうか、咲いています。



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トキワハゼ

湿地の花も色々咲き始めたようです。見たい花はなかなか見つけられませんが、これからの探索も楽しみです。

20160717 尾瀬の花

尾瀬の花を見に行く計画、埼玉からの日帰りが前提条件。鳩待峠行きのバスの始発に乗るため、早朝(夜中?)1時過ぎに出発しました。今は圏央道が接続されているため関越へのアクセスが良くなっており、十分に余裕を持って尾瀬戸倉の駐車場に到着。バスを待っていざ尾瀬へ。

日帰りで、見たい花が多いはずの下田代は通りたいため、往路はアヤメ平経由で竜宮十字路、復路はヨッピ橋から牛首の三叉路経由で歩きました。低気圧の通過でいまいちの予報でしたが、昼の小一時間の雨以外、特に午後は青空も見え、夏の尾瀬を楽しみました。

では、尾瀬の花たちを。


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ヤマトキソウ


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サワラン



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キソチドリ


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ゴゼンタチバナ


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アリドオシラ



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カキラン



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アヤメ平から至仏山



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テングクワガタ



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コアニチドリ



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オオウバユリ


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オゼヌマタイゲキ


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オオマルバノホロシ



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タカネアオヤギソウ



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タテヤマリンドウ



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ギンリョウソウ



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ヒツジグサ



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尾瀬ヶ原池塘



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トウゲブキ

スマホではピントが合いませんでしたが、クロバナロウゲも咲いていました。あと、一番見たかったフ◯◯◯◯◯◯ソウ、終わりかけの株をひとつだけ枝の上に見つけることができました。

20160716 古代蓮の里

海の日連休は、関東に帰省しました。行田市古代蓮の里で蓮が見頃の時期ということで、早朝から古代蓮の里に行ってきました。



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開発時に地中に埋もれていた昔の蓮の種が発芽したものだそうで、ここのは行田蓮というようです。

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ここでも田んぼアートをやっていました。青森の田舎館村の田んぼアートは2回ほど見たことがありますが、ここでもやっているのですね。

今年のテーマはドラクエ、30周年だそうです。ワクワクしながら展望塔のエレベーターで上ります。


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田んぼアートを見終わると、エレベーター待ちの行列が随分と長くなっていました。早い時間に見たのは正解でした。

駐車場に向かおうとすると、ゼリーフライ屋を見つけました。行田フライというのもあり、食べてみました。

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さらに、枝豆ソフトというのがありました。日差しが強く、暑くなってきたのを理由に、こちらも一つ食べてみました。美味ですね。

行田蓮を見てさっと帰宅の予定が、随分と長居をしてしまいましたが、なかなか楽しめました。世界の蓮コーナーを見ていたら、もっと時間が必要でしたが…

20160710 スズサイコ

もともと昨日9日に出掛ける予定だったが、天気の読みにくいこの時期、直前で予報が変わり、9日が雨予報になったのと逆に10日が晴れの予報に。かねてから見たかったスズサイコを探しに山に向かった。

この山は山頂部のお花畑が有名だが、下の方は思いの外、花が少ない。樹林、草原、樹林、と繰り返し、目的地付近に着いた。

広いエリアのどこにあるのか、暫く探し回ったが見つからなかったが、最後は素晴らしい協力者のお陰で出会うことができた。


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スズサイコ

この花は夕方に開花し、夜の間は咲いていて、日が昇ると閉じるという性質がある。早朝から登り始めたのも、咲いた状態を見るためだ。スズサイコの「スズ」は、蕾の形が鈴のようだからという。

この個体は日が昇って萎みかけているが、周囲を見回すと、まだ花が開いている個体を見つけた。


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スズサイコ

花が開くと咢片は反り返るようだ。内側は光沢があり、枝分かれした花茎の花は同じ方向を向いている。

何枚も写真を撮って立ち上がると、おっと、小さいマダニがズボンの上を這っていた。

気を取り直して、余った時間で少し上に向かおう。うーん、やはり花の種類は少な目か。

と、目をやると、ヤマタツナミソウを見っけ。今年はタツナミソウの仲間も何ヵ所かで見つけたが、これは初めてだ。


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ヤマタツナミソウ


予想よりは少なかったが、他にも色々な花を見ることができた。

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イブキフウロ



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オタカラコウ


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オカトラノオ


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コバノミミナグサ

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ユウスゲ


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オオダイコンソウ



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イブキタイゲキ?

今回は山頂に到達しなかったが、次回は山頂に行けるかな?



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山頂方面


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下界方面