ヒメフタバラン探索(2018/4/15 滋賀県)

昨年初めて確認したヒメフタバランの自生地を見に行きました。昼でも薄暗いその場所には、期待通りの花たちが待ってくれていました。ただし、暗いため、スマホでは直接花にピントを合わせることが出来ません。最初に他の場所にピントを合わせた後、スマホの位置を花にピントが合う位置に移動して撮影しました。

 
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それ以外に今回見つけた花たちです。

 

ヒメスミレ
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ハコベ
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トキワハゼ?(調査中)
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ニョイスミレ
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シハイスミレ
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タネツケバナ系(調査中)
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ヌカボシソウ
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ヤマハコベ
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イワボタン
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シハイスミレ
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エイザンカタバミ
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イカリソウ
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ニッコウネコノメ
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キンシベボタンネコノメソウ
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トウゴクサバノオ
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マルバコンロンソウ
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シロバナネコノメソウ
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ボタンネコノメソウ
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ネコノメソウ
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ムロウテンナンショウ?(調査中)
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比良山系の花巡り(2018/4/8 滋賀県)

気になる花の情報があり、比良山系のコースを歩いてきました。コースで分かりにくい箇所があり時間をロスしてしまった上、稜線に上がると朝の天気から想像できなかった降雪があり、逃げるように下りてきました。

 

見付けた花を、順不同で紹介します。

 

クロモジ。駐車した場所のすぐ近くに咲いていました。
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こちらはシロモジ。花はそっくりですが、葉の形が違うようです。葉の展開が始まると判別できるということですね。
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キンキマメザクラ。マメザクラとあって、ソメイヨシノとかと比べて一回り小さいです。
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ミヤコアオイです。谷の斜面に幾つも咲いていました。
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シハイスミレ。
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大株です。
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側弁に毛がなく、葉は水平。葉の裏は紫を帯びるのが典型ですが、そうでないものも多い気がします。
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ジェットストリームアタック
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スミレサイシン。標高高めになってきて見るようになりました。
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こちらもスミレサイシン。
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分かりにくいですが、葉の基部が心形というより切形に見えます。ニホンカイタチツボスミレでしょうか。
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オトメスミレ。花弁は白いですが、距は紫を帯びています。この周辺にはオトメスミレばかり生えていました。
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シハイスミレ。
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ニホンカイタチツボスミレ
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ひときわ色の鮮やかなシハイスミレ。
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キブシ。
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イカリソウも少しだけ見ましたが、目覚めたばかりのようです。
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ニッコウネコノメです。
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沢沿いの小滝付近に群生していました。
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キンシベボタンネコノメソウです。萼片は黄緑、雄しべは萼片より短く葯が黄色です。
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水気の多い沢沿いに何ヵ所か咲いていました。
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イワウチワです。崖に近い斜面や標高高めの尾根上に沢山ありました。最盛期はちょっと過ぎてしまったようですが、まだきれいな個体も沢山あります。
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コバノミツバツツジですかね。
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ショウジョウバカマ
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大きく開いて見映えのする株も。
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タチキランソウかと思いましたが、ニシキゴロモのようです。キランソウやタチキランソウは葉に光沢があり、タチキランソウの分布域は東海までのようです。
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バイカオウレン。下部で気づいていないだけかもしれませんが、沢の上流部、稜線上にありました。
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稜線上で雪が急激に降り始めました。広域天気予報では降水確率はほとんどなかったのに…
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イワカガミはまだでした。
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トウゴクサバノオ(2018/4/1 三重県)

鈴鹿でトウゴクサバノオを見られる場所はいくつかあると思いますが、そのうちの一つを探索してきました。因みに、昨年は失敗しています。

 

詳細な場所を知らずに歩き出しましたが… 今回は早々に見つかりました!しかし、朝であまり光を浴びていないため、花たちはまだ寝ぼけ眼です。
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また出てくるさと一旦、予定のコースを進みます。ところが、その後下山中も、トウゴクサバノオは姿を見せません。仕方ないので、下山してからもう一度、朝のポイントを訪れました。疲れた…

 

久しぶり!
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山中では、こんなものも愛でることができましたよ。


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キイハナネコノメ(2018/3/31 和歌山県)

先週の探索では見つけられませんでしたが、性懲りもなく紀伊半島方面にキイハナネコノメを探しにいきました。許してくれる(?)家族と好天に感謝しなければなりません。

 

まだまだ緑のない冬の装いの山ですが、例の如く、当たりをつけた沢をチェックしていきます。

 

早速のビンゴ!

滝状の流れの横の岩にコチャルメルソウが花を咲かせていますが、落ち着いて周辺を見ると、白いネコノメソウ系の花が咲いているのが分かりました。

 

 
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あっさり見つかったのは良かったのですが、この沢はあまり先に進めない感じ。適当に切り上げ、次なるポイントを探して進みます。

 

次の沢でもキイハナネコノメはすぐに見つかりました。良さげな花をチェックしながら進みますが、ここのは少し咲き進んでいる感じです。

 

タチネコノメソウ、かな?
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キイハナネコノメ。
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ここで、キシュウネコノメが登場です。渋く素敵なおじさまをイメージしてしまいます。ピンと斜開した萼片にこれまたピンと伸びた雄しべ、カラフルな衣装をまとっています。
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うーん、素晴らしい。キシュウネコノメは一匹狼が多いのでしょうか?群生に出会いません。
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セントウソウです。
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コガネネコノメも登場。こちらは軍団です。
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薄暗い沢に明かりが灯ったようです。
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キイハナネコノメを見ながら、他にも何かないか探しつつ進みます。
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まだ先はありそうですが、そろそろ戻りましょう。


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この花は何でしょう?
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車に戻ると、沢から溢れ出たか、なんとキシュウネコノメが車のすぐ近くにポツポツと咲いていました。気付かなかった…
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帰りの山道も、気になる植物をチェックしながら…
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ナガバノタチツボスミレですね。
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ここにもキシュウネコノメが。まだ開花前、萼片は褐色ではなく薄緑色をしています。
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途中の道草で予想より遅い帰宅になってしまいましたが、はるばる来た甲斐がありました。

 

ヤマシロネコノメ(2018/3/25 京都府)

電車とバスで、京都の北山を歩いてきました。今回は北山でヤマシロネコノメを見ることが目的です。

 

林道から想定していた谷に入るつもりが、現地に行ってみると入れない… 無理はしたくないので、林道を歩きながら林道沿いの沢をチェックしていきます。

 

とある沢にて、この沢にも無さそう… とふと見た足元に、なんと、それらしき花を一つ見つけました。よく見ると、花は付いていないもののそれらしき葉がそこここにあるではないですか。

 

ヤマシロネコノメ見っけ!
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それからは、沢に沿って登りつつ、幾つもの花を見ることができました。

 


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暖かい日が続いていましたが、まだまだ蕾もあり、最盛期はもう少し先のようです。

 

この沢では、他にボタンネコノメソウも見ることができました。


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満足して山頂に向かう途中、ユリワサビも花を付けていました。
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目的は達成し、折角だから山頂にも寄っていこう。遠望は利きませんでしたが、寒くない山頂で昼食を頬張り、満足して山を後にしまたのでした。

 

以下、おまけです。

 

咲き始めのイワナシ。
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ネコノメソウ。
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コケ!
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コケ!
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ヤマネコノメソウ。
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タチネコノメソウでいいかな?
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アセビ
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桜ももう少しで開花しそうです。
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アツミカンアオイ(2018/3/24)

実は、キイハナネコノメを探す道中、カンアオイの仲間をを沢山見ました。紀南には多くの種類が自生しているようですが、何れもアツミカンアオイだったようです。

 

いかにも硬そうに見える葉ですが、実際に触るとその通り硬いです。
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花を付けています。この後、花が次々と見つかりました。
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紀南では桜もすでに満開でした。


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舗装道脇の斜面にも沢山咲いていました。以前、何年か前の秋に来たときは葉だけで、花を見たいと思いましたが、今回、その願いが叶いました。

キシュウネコノメ(2018/3/24 和歌山県)

昨年にも見たキイハナネコノメをまた見に行きたいと思いましたが、事情によりその場所には行けません。それならこの地域にある別の種類、キシュウネコノメもターゲットに追加して新しい観察ポイントを探索することにしました。

 

その結果、キイハナネコノメは見つかりませんでしたが、キシュウネコノメを2株だけ見ることができました。

 

茶色と黄色のコントラストにより、視界に入ると気づきやすいと思います。この株は咲き始め、濃い赤の葯が茶色の萼から覗いています。
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こちらの株は、咲いてから少し時間のたったものです。雄しべがピンと伸びています。
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少し横から撮ってみました。
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よく似ているニッコウネコノメとの区別は、厳密には種子の突起の有無で判断するようですが、この時点でその判断はできません。100%ではないかもしれませんが、萼片が斜開しているので、キシュウネコノメとしておきましょう。この辺りにも、よく似ているニッコウネコノメはあるのでしょうか。

 

里にはヒメウズが沢山咲いていました。
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テンナンショウの仲間。まさか、ホロテンナンショウ?
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ノジスミレ。
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ムラサキケマン
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シハイスミレ。
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モチツツジ
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シロバナナガバノタチツボスミレ
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ナガバノタチツボスミレ
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ヒメスミレ。
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キイハナネコノメは見つかりませんでしたが、キシュウネコノメを始め、いろいろ花を見ることができました。良しとしましょう。