昨年見つけたトケンランの開花を期待して、見に行きました。林道から山に入って現地に到着しましたが、トケンランの花は見当たらず…
去年花を付けていた株。蕾どころか、花茎もも見当たりません。葉はありますが、今年の葉にしては古びているような…。今年はお休みなのでしょうか？来年また確認したいと思います。
早々に今回の主目的は達成できないことになりましたが、せっかくなので近くのコースを回ります。
ムロウテンナンショウにしてはちょっと違う？アオテンナンショウ？
ミズタビラコ。
ギンリョウソウ。大株です。
シライトソウ。一週間前に見たシライトソウは、大きさが全然違います。
イワカガミ。ほとんど最後の咲き残りです。
ナツエビネでしょうか？
サワハコベ。
アカモノ。
ツチグリですかね。
まだ時間があったので、ふと思い立って、昨ツチアケのソーセージを見つけた場所に向かいました。花茎くらいは出ているかと思いましたが、残念ながら見当たりません。
オカタツナミソウ？
コナスビ。
バライチゴですかね。
天気は良く景色は楽しめましたが、ちょっと残念な山行でした。
天気予報通り、ピーカンでした。最近は好天に恵まれています。
今日はエビネとヤマシャクヤクがメインの目的でしたが、どちらも見ることができました。ただ、ヤマシャクヤクは、一週間早い方が良かったでしょう。
まずはエビネです。意外なことに、樹林下から草地まで、色々な環境に咲いていました。
最初に見つけた株。
唇弁の赤味が濃い目の株。
茶色が少し薄い株。
黄色系のエビネもありました。
ピークは過ぎていますが、大株です。
この株も見応えあります。
昨年の葉がありません。新株でしょう。
次は、ヤマシャクヤクです。最初の群生地では花は終わっていましたが、次の群生地ではまだ咲き残っている花が結構ありました。
最初の群生地では、咲いているのは見つからず。
次の群生地では、まだ咲いているものがありました。
花の咲いているものばかり写していますが、咲き終わったものも含め、株はかなり沢山あります。一面のヤマシャクヤクという光景を見たいですね。
きれいな白玉ですね。
他に見た花達です。
アカネ科ですが…
コウライテンナンショウ？うーん…難しい。
コンロンソウ。
ナツトウダイ。よく見ると、花茎の根元にも花のようなものが…？
これもコウライテンナンショウ？
サワハコベ。
ギンラン。
ニョイスミレ。
ハクサンハタザオ。
ズミかな？
コバノミミナグサ。
ヒメレンゲ。
ヒメフウロ。
何でしょう？
ジャケツイバラ。
ここからは、景色です。
樹林帯を抜けると、山頂部が見えてきます。
柔らかな緑の草原。
山頂部の起伏はなだらか。
カレンフェルトが広がる。
水平距離はまだ結構あります。
池。以前あった標示は無くなったようです。
全く参考にならない時間をかけて、漸く山頂に到着です。
平日のためか、適度に一人占め感を味わいます。
ここも夏場はヒルの聖地。晴天続きのおかげかヤマビルには会わずに山行を終えることができました。
二年ぶりに、イワチドリを見に歩いてきました。変な気候でタイミングがずれてないか心配でしたが、ちょうどよいタイミングだったように思います。
イワチドリ。湿った岩の上に生えています。
イワチドリ。
これもイワチドリ。
これも。
途中で見た他の花です。
マムシグサの仲間。この仲間、同定が難しいんですよね。調べたいけど、わかるでしょうか。
タニギキョウ。
ナベワリ。前回は見つけられなかったけど、綺麗な状態のを一つだけ見つけました。
花の撮影が難しいです。ほとんど仰向けの状態で撮影。
ハルノタムラソウ。上の方が咲くときには下の方は花が落ちてしまうようで、見映えがしないですね。
こ、これは… クモキリソウ？
アツミカンアオイでしょうか？
シライトソウ。普通のシライトソウよりずっと小さいのですが、別種ということはないでしょうか？調べるとアズマ、ミカワ、チャボなどが出てきますが、それらとも違いそうです。
蒼き流れ。
こ、これは… ウチワダイモンジソウの葉でしょうか？
こちらも例のシライトソウ。
クルマムグラ？
ギンリョウソウ。どこの山にでもあります。
ガクウツギ。
マルバウツギ。
例のシライトソウ。葉も小さいです。
ヒメレンゲも咲き始め。
花は終わっていますが、ショウジョウバカマのようです。ツクシショウジョウバカマ、コチョウショウジョウバカマとかでしょうか？花の時期に来てみたいところです。
ミズタビラコ。
キンラン。木漏れ日のスポットライトを浴びて光っていました。
雨後の湿った登山道、この時期なら危ないかもと思いつつ歩きましたが、やはりやられてしまいました。下山後に靴下の足首のところが赤く染まっており、靴下越しに噛まれたようです。
今回は、とある花を探しに山を歩きましたが、見つけることができませんでした。でも、ひょっとしたら咲き始めているかもと思っていたコトウカンアオイ を見つけることができました。
別の株です。花をつけていない葉は遥かに沢山ありましたが、花のついているのはごく一部。少し蕾もあり、これからですかね。
他の花はといえば。
アオハコベ。
小さい花弁があったり無かったり。
ツルカコソウ。
ハクサンハタザオ。
ニリンソウ。小さめです。
ミヤマハコベ。
サワハコベ。
クロボシソウ。
咲きたてのアオハコベ。
ヒロハテンナンショウ。
エビネ。登山道に平行した枝道に咲きかけていました。
フイリフモトスミレ。疎林の下の草むらにポツポツと咲いていました。
アセビ。
ヒトリシズカ。山頂部で少し咲いていました。
フデリンドウ。これも山頂付近に少し。
ホソバノアマナ。山頂部の草原にありました。咲き始めです。
カタクリ。山頂部の林下にはきれいに咲いているものが沢山ありました。
葯が萼片から飛び出し、4つです。スズカボタン？
ヤマエンゴサク。
カテンソウ。
こちらは、普通のヤマブキソウ。
スズカカンアオイ。
ギンラン。
おまけ。花を探すのに夢中になっていましたが、ふと冷静になってヤマビル出没の可能性が頭をよぎりました。足元を見ると、私をターゲットに勢い良く接近してくるヤツが…
反対に移動すると、それを検知して方向転換して向かってきました。おそろしや。
ついに近場でヒメフタバランのある場所を確認しました。
予想通りですが、今回は既に花が終わりかけていました。ですが、100弱の双葉を確認できました。来年が楽しみです。
ヒメフタバラン。林道横、半崩壊状態の斜面にありました。花は残っていますが、既に終わりかけです。
珍しい花は無さそうですが、他に見た花です。
シロヤブケマン。
ヤマルリソウ。
チャルメルソウ。
イチゴ系ですが、何でしょう？
ツクバネウツギ。
少し進むと、沢山咲いている木がありました。
ボタンネコノメソウ。咲き進んだものもありましたが、この株は咲き始めで、赤い葯がはっきり確認できました。
ニョイスミレ。
サワハコベ？
ヤマブキ。
ニシノオオタネツケバナ？
トウゴクサバノオの葉かもしれませんが、自信無し。
ミヤコアオイ。いつ見ても、圧迫を受けたようにつぶれた形です。
ギンリョウソウ。この時期になると、大体どこの山でも見かけます。
