ツゲ(アサマツゲ)

朝熊山のアサマツゲ(朝熊黄楊、朝熊柘植)の開花の記録を見ましたが、別の山に行ったタイミングで探したところ、見つけることができました。

 

ツゲ科の常緑小低木で、主に蛇紋岩地や石灰岩地に自生し、朝熊山に多くみられるためアサマツゲとも言われるそうですが、単にツゲとも言うようです(ただし、ツゲの仲間の総称でも使われることもあるようです)。

材質が硬く、印鑑や櫛の材料にもなるのだとか。

 

まだ蕾も多いですが、少し開花していました。
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花の拡大。一つの雌花を中心に複数の雄花が取り囲むように付いています。
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あれ、これは…?

近くに多数確認できたキジョランの種?だとしたら初めて見ました。
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手に取ってみましたが、むしろ見辛い…
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移動して、再び発見しました。


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蕾の拡大。雌花を取り囲む雄花は6つのようです。
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全体を写してみましたが、ぱっとしません。
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下山して車に戻る途中、ふと見ると道路沿いの民家の敷地ににアサマツゲが… 何となくがっかりしてしまいました。