春にジンバイソウの葉が沢山ある場所を見つけていたのを思い出しましたが、それなりの標高差があって時間のかかる場所で、この暑さの中なので実行するか迷いました。が、結局、無理はしないように自分に言い聞かせながら行ってきました。
あれだけの数の葉で花が咲いたらジンバイソウ祭りになるかな… と想像して歩いていたのですが、大量の汗をかきながら現地に着くと、どこにあるのか分からないほど花茎が見当たらず… 昨年も、別の山で花が全く付いていなかったのですが、猛暑の影響?それとも、もともとあまり咲かない種?
よく探すと、何とか数本の花茎を確認。
花付きの良い株。1、2、… これには花は12個付いています。
花はオオバノトンボソウに似ていますが、距が丸まって先は下〜前方を向きます。
綺麗な花もありますが、距が茶色くなっている花も。
陽が差して光りました。基本的に林下の日陰に咲く花なので、ラッキーです。いい感じです。
花が一つだけの株も。上手くピントが合いました。
その後も、所々に葉を見つけました。綺麗に咲いている株も。
ジンバイソウは、別名ミナモラン。葉の縁が水面のように波打っていることが由来だそうです。
期待したジンバイソウ祭りにはなりませんでしたが、無事にジンバイソウを観察できました。