ちょっとピークは過ぎたかなとも思いながら、サルメンエビネを探しに行きました。この日、山の中では終始人に出会うことはなく、無事にサルメンエビネを見つけることができ、思うがままに観察、撮影できました。
最初に出会った個体。何年も前に、同じ山域の別のポイントで初めて見て以来のサルメンエビネです。
アップにしてみると、ダンサーの姿見に見える花の、額に相当する部分に蓋のようなものが付いているものとそうでないものがありました。
◯の部分が、花によって違いました。
調べたところ、この蓋は葯帽と言うそうで、この葯帽の奥に花粉塊があるようです。花が咲き始めて少しすると葯帽が取れるということだと思います。
上から。
横から。
斜面に別の株を見つけました。こちらはもっと大株です。
ここのまとまりで、花と蕾を数えたら82個ありました。
エビネと比べてカラフルでいいですね。
ここにも並んでいました。
こちらは、スポットライトを浴びているようです。
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こちらにもありました。
株数としては8つ程度、それほど沢山見つけたわけではありませんが、今日はこれで満足。
今日は空気も澄んでいて、どこまでも見えそうなとてもいい天気でした。流石に下界は暑かったですが。