この日に山を歩いた目的の花には残念ながら会えませんでしたが、思いがけずオニルリソウに会うことができました。
ちょっと入った林道沿いに、オニルリソウが咲いていました。
他のルリソウ属の花と似ていますが、花が小さく、長く伸びる花茎に一定間隔を空けながら花がつきます。
一列に実が成っています。これは、いわゆるひっつき虫だそうです。面白い形ですね。
トリミングして茎を見ると… 長い毛が生えています。オニルリソウは長い毛があり、開出毛だそうです。どちらかというと寝ている毛が多いようにも見えますが、毛が長いのでオニルリソウでしょう。オオルリソウの毛はもっと短いです。
全体を写しましたが、花茎の先にだけ花がついていて、絵にならない…
花茎の先にだけ花を付けている姿しか見たことがないのですが、一つずつ咲いていくということでしょうかね。
青が濃い花。直径数ミリというのが普通のようですが、この花は大きく、1センチ弱ありました。
この近くで見た、他の花です。
ツルアリドオシ
普通は4枚の花弁ですが、この株のすぐ近くには5枚の花弁を持つ花がいくつもありました。
ギンレイカ
これも何年か振りに見ました。
タツナミソウの仲間ですが、同定できていません。茎の毛は下向きに生えていますが…
クルマムグラ
ヒロハフウリンホオズキ?
ホタルブクロ
→分かりにくいですが、萼片の付属体の反り返りが無いみたいなので、ヤマホタルブクロですかね。
蕾が付いている株がありました。この時期に蕾があるのなら、ヤブレガサですかね。