今回は、とある情報をもとにヒナランを探しに行きました。
この林道沿いのどこかにあるのかも… と目を皿にようにして歩いたものの、見つからず。徐々に諦めムードになり、上を見上げて、この法面の苔の上にあったり… とか思いました。
んん??あれは?
まさか… あれはヒナランでは?
スマホにはズーム機能もあるわけなく、さっそく高倍率のコンデジを取り出します。このコンデジは、特にフガクスズムシソウ等の高所に咲く着生ランを撮影するために持っていたものですが、これが役立ちました。ズームを最大にして写します。
それでは、こちらがその花です。
まだ小さいので、さらにトリミングします。
おぉ、これはまさに、探していたヒナラン!右のメインの花茎には、12個の開花した花と3個の蕾が確認できます。
葉の先が切れているみたいですが、花はちゃんと咲いています。カメラを法面に固定できたので、さほどブレずに写せました。
【ヒナラン】
足場のない高所の法面上、ヒナランにとっては盗掘のおそれもなくこの上なく安全ですが…
でも、もう少し近くで見たかったなぁ。
この近くで、こんな花も見られました。
モミジカラスウリ
他のカラスウリの仲間と同じく花は夜開きますが、モミジカラスウリは昼くらいまで開いていることもあるそうです。上記の花を写したのは12時半~13時くらい、まだ開いていると言って良いと思いますが、再度通りかかった13時半くらいには閉じ始めました。カラスウリの仲間を見たのは、この日が初めてです。
次は、ヒナランを目の前で見てみたいですね。