マルミノウルシ(2019/4/13 三重県)

数年前から気になっていた、マルミノウルシを探して、春の山を歩いて来ました。

 

今まで山に咲くトウダイグサの仲間はタカトウダイ、ナツトウダイ、ヒメナツトウダイ、ハクサンタイゲキ、オゼヌマタイゲキなど見てきましたが、マルミノウルシに出会う機会はありませんでした。

 

マルミノウルシは、明るい斜面にかたまって咲いていました。この時期だからか、ほとんど下草は生えておらず、遠くから見えた緑色のエリアはマルミノウルシの群生でした。


最初に見たマルミノウルシ。名前からは、湿地等に咲くノウルシとの違いはマルミ(丸実)であるとことだと想像しますが、色も全然違います。
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赤い実ができています。咲きたての花はもう無いのかな…
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これは比較的新しい個体かな?
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お、これは咲き始め!別名ベニタイゲキと言うそうですが、その由来は生えたての時期の赤っぽい葉です。最初はもっと赤いようですが、見渡した感じではこの葉が一番新しそうです。
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花をアップにしてみました。
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面白い形をしています。
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次来るときはもっと早い時期に来たいところですが、降雪の可能性や他の花も少ないはずで、悩ましいところです。

 

マルミノウルシ

環境省RDB  準絶滅危惧種(NT)