この週末で日曜の方が天気が良さそうと思ったけど、狙っていた藤原岳は厳しそう、朝熊山も捨てがたいけど遠い… と、例のごとく迷って、そんなに遠くないところにシロバナネコノメソウを見に行こうということになりました。
林道から植林の登山道、さらに急斜面をトラバース気味に沢に入っていきます。沢に沿ってテクテク登っていき、怪しそうな岩を見つけて近づくと、シロバナネコノメソウが咲いていました。
まだ新鮮で、赤い葯が綺麗です。
越冬葉がずいぶん黒いですが、その分花周辺の黄色が目立ちます。こちらも葯の赤いニッコウネコノメ。
ヤマネコノメは、どこにでもあります。
こちらはタネツケバナの仲間です。もう少しじっくり見たかったのですが、天気も下り坂のため、先に進みます。
日照が少なく、開ききった花は無さそうでした。残念。
スマホに小さな滴が付いて、ふと我に返りました。見回すと白いものが… 雪が降ってきました。
降ってきた雪に追われるように下っていくと、雪も落ち着いてきたような… ということで、もう少しシロバナネコノメソウをチェックします。
拡大してみました。
帰路で、今まで足下ばかり見ていて気づきませんでした。樒(しきみ)です。
この後、小雨から徐々に強くなり、次に行こうとしたポイントは諦めました。本降りになる前に車に戻れてホッとしました。