湿地の花、二週間後(2018/10/上旬)

予定があって昼からしか行動できないこともあり、先日見つけたナガバノウナギツカミその他を確認するため件の湖沼を再訪しました。

 

駐車場に車を置いて現場に急行すると、二週間で草むらの様子はガラッと変わっていて、驚嘆してしまいました。二週間前は開花はおろか蕾すらほとんど見かけなかったミゾソバがすごいことになっていたのです。

 


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ミゾソバ自体は花が大きく鮮やかなピンクも多く、咲き揃うと見映えするのですが、ナガバノウナギツカミはどこに行ったか見当たりません。ついには、二週間前に見たのは葉の未熟なミゾソバではなかったか?と、自信が無くなってきました。

 


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結局、先日見たのは確かにナガバノウナギツカミであることは確認できました。しかしながら、これだけミゾソバが咲いてしまうと、その中でナガバノウナギツカミ、アキノウナギツカミを探すのは至難の技であることが良く分かりました。

 

ナガバノウナギツカミ

雲も多く日照がいまいちだったのか、ごく一部しか開花していませんでした。

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ミゾソバと比べて色が地味で小さめ、葉の緑が濃いです。

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側にはもちろん、アキノウナギツカミもあります。

 

アキノウナギツカミ

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イシミカワ

早い時期に咲いた花は既に特徴のある実になっていました。

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咲いている花もありました。
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ウナギツカミ繋がりで、ホソバノウナギツカミを見に少し歩きます。

 

ホソバノウナギツカミ

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イヌコウジュもありました。

 

イヌコウジュ

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サクラタデもありました。

 

サクラタデ

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ここで少し移動して、先日のシロネ系の花を観察します。這った茎から分枝が多く、やはりヒメサルダヒコでしょう。

 

ヒメサルダヒコ

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その近くで見たタデ科の花、これは?

 


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先日は引き返した先を少し進んでみました。

先日見つけたチョウジタデが単なるチョウジタデか、ウスゲチョウジタデか観察したかったのですが、残念ながらどこに行ったか見つからず。

 

そうこうしているうちに、あれは何?と近寄ると、久々のハッカでした。ハッカ臭が漂っていました。

 

ハッカ
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最後に、久しぶりにゴキヅルを見つけました。

 

ゴキヅル
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最後に久々の花も見られて良かったです。

 

 

その後、別に場所にちょっと寄り道。

 

ヒメジソ
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ハナタデ
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レモンエゴマ
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コメナモミ
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今年は、タデ科の花の知識がそこそこレベルアップできたと思います。