クロムヨウラン探索(2018/8/上旬 東海地方)

どこに行こうか迷いましたが、詳細情報ではありませんがクロムヨウランの情報があったので、今回はそれを探しに行きました。移動距離は下道で2時間半くらい。駐車ポイント付近に7時半前に到着。

 

建物の向かいに、最近はあまり管理されていなさそうで標識もない小径があったので、入ってみました。左右をチェックしながら進むと、数分と経たないうちに黒い棒の束のようなものが目に入り、それがクロムヨウランでした。

 


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スマホ画像だとそうも見えませんが、暗くて直接ではオートフォーカスなのでピントが合いません。一度別の被写体にピントを合わせ、次にクロムヨウランがその焦点距離に来るようにスマホの位置合わせをするという方法です。

 

この個体では左端の蕾が一番膨らんでいました。クロムヨウランの開花時間帯は午前中ですので、開花が進行するのを期待して、少し粘ってみることにしました。

 

周辺で別の個体を探すと、他にもいくつかありましたが、蕾がもっと小さいものばかりだったり、去年の株だったりでした。でも10株くらいは見つかったと思います。

 


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最後の方に見つけた株、最初に見つけた株の近くだったのですが、なんと少しだけ開き始めているのに気付きました。

 


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期待が高まったのですが、残念ながら、その後1.5時間ほど粘ったものの変化がないため、ここまでとしました。ネットのクロムヨウラン観察情報でも、開花状態に出会える確率は低いようです。今年の猛暑続き・少雨の異常気象も作用しているのかもしれません。

 

お盆期間は帰省で関東にいて確認に来ることができず、非常に気になりますが、まずは観察ポイントを見つけたのは大収穫でした。