気になる花の情報があり、比良山系のコースを歩いてきました。コースで分かりにくい箇所があり時間をロスしてしまった上、稜線に上がると朝の天気から想像できなかった降雪があり、逃げるように下りてきました。
見付けた花を、順不同で紹介します。
クロモジ。駐車した場所のすぐ近くに咲いていました。
こちらはシロモジ。花はそっくりですが、葉の形が違うようです。葉の展開が始まると判別できるということですね。
キンキマメザクラ。マメザクラとあって、ソメイヨシノとかと比べて一回り小さいです。
ミヤコアオイです。谷の斜面に幾つも咲いていました。
シハイスミレ。
大株です。
側弁に毛がなく、葉は水平。葉の裏は紫を帯びるのが典型ですが、そうでないものも多い気がします。
スミレサイシン。標高高めになってきて見るようになりました。
こちらもスミレサイシン。
分かりにくいですが、葉の基部が心形というより切形に見えます。ニホンカイタチツボスミレでしょうか。
オトメスミレ。花弁は白いですが、距は紫を帯びています。この周辺にはオトメスミレばかり生えていました。
シハイスミレ。
ニホンカイタチツボスミレ。
ひときわ色の鮮やかなシハイスミレ。
キブシ。
イカリソウも少しだけ見ましたが、目覚めたばかりのようです。
ニッコウネコノメです。
沢沿いの小滝付近に群生していました。
キンシベボタンネコノメソウです。萼片は黄緑、雄しべは萼片より短く葯が黄色です。
水気の多い沢沿いに何ヵ所か咲いていました。
イワウチワです。崖に近い斜面や標高高めの尾根上に沢山ありました。最盛期はちょっと過ぎてしまったようですが、まだきれいな個体も沢山あります。
コバノミツバツツジですかね。
大きく開いて見映えのする株も。
タチキランソウかと思いましたが、ニシキゴロモのようです。キランソウやタチキランソウは葉に光沢があり、タチキランソウの分布域は東海までのようです。
バイカオウレン。下部で気づいていないだけかもしれませんが、沢の上流部、稜線上にありました。
稜線上で雪が急激に降り始めました。広域天気予報では降水確率はほとんどなかったのに…
イワカガミはまだでした。