先週の探索では見つけられませんでしたが、性懲りもなく紀伊半島方面にキイハナネコノメを探しにいきました。許してくれる(?)家族と好天に感謝しなければなりません。
まだまだ緑のない冬の装いの山ですが、例の如く、当たりをつけた沢をチェックしていきます。
早速のビンゴ!
滝状の流れの横の岩にコチャルメルソウが花を咲かせていますが、落ち着いて周辺を見ると、白いネコノメソウ系の花が咲いているのが分かりました。
あっさり見つかったのは良かったのですが、この沢はあまり先に進めない感じ。適当に切り上げ、次なるポイントを探して進みます。
次の沢でもキイハナネコノメはすぐに見つかりました。良さげな花をチェックしながら進みますが、ここのは少し咲き進んでいる感じです。
タチネコノメソウ、かな?
キイハナネコノメ。
ここで、キシュウネコノメが登場です。渋く素敵なおじさまをイメージしてしまいます。ピンと斜開した萼片にこれまたピンと伸びた雄しべ、カラフルな衣装をまとっています。
うーん、素晴らしい。キシュウネコノメは一匹狼が多いのでしょうか?群生に出会いません。
セントウソウです。
コガネネコノメも登場。こちらは軍団です。
薄暗い沢に明かりが灯ったようです。
キイハナネコノメを見ながら、他にも何かないか探しつつ進みます。
まだ先はありそうですが、そろそろ戻りましょう。
この花は何でしょう?
車に戻ると、沢から溢れ出たか、なんとキシュウネコノメが車のすぐ近くにポツポツと咲いていました。気付かなかった…
帰りの山道も、気になる植物をチェックしながら…
ナガバノタチツボスミレですね。
ここにもキシュウネコノメが。まだ開花前、萼片は褐色ではなく薄緑色をしています。
途中の道草で予想より遅い帰宅になってしまいましたが、はるばる来た甲斐がありました。