20170402 キイハナネコノメ(和歌山県)

南紀にはハナネコノメの亜種、キイハナネコノメというのが咲くことを知りました。久々の遠出ですが、場所に当たりをつけて日帰りで出撃。いろいろ?ありましたが、目的も達成して無事に帰還しました。

 

水飛沫のかかるような場所に咲くとの情報もありますが、湿った斜面にポツポツと咲いていました。


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葯が赤紫で萼片から出ていません。茎の毛も少な目で、キイハナネコノメの特徴がバッチリです。
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今のスマホは近接撮影に弱く、これが限界。

デジカメの画像ももう少し貼り付けます。

 
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山の中では他の花はほとんど見ませんでしたが、途中にカンアオイの葉を見つけ、一つだけ花をつけているものがありました。


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カンアオイでしょうか。少し調べてみましたが、クマノジカンアオイの説明に近いように思います。付近にはアツミカンアオイと思われる葉が幾つかありましたが、それらは花を付けておらず、この株の葉は光沢なく葉脈も浅く違いそうです。

 

一息ついて、那智大社付近を散策しました。

 

他に出会った花、風景を紹介します。

 

民家に濃いピンクの桜が咲いていました。ソメイヨシノよりずいぶん小さい花です。高い木で手を伸ばして撮影。
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林下で陽を受けてる輝く花。葉が出ていないのに咲いているから、シロモジですかね。
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ご存知、三重ノ塔と那智の滝。今回は滝もここから見ただけ。
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那智大社の鳥居。
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参道の石垣にはジロボウエンゴサク。包葉が全縁であることで、ヤマエンゴサクと区別します。
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タネツケバナの仲間のはずですが、何でしょう?
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シロバナタンポポですね。
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柱頭が五本あるのでウシハコベ
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大門坂を下ります。
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ラッキーなことに、人がいなくて静かです。
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大門坂の石畳の隙間にはフモトスミレ。
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横にはヤマアイが。
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出口(入口)の夫婦杉、巨大です。
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山肌にポツポツと桜が。春ですねぇ。
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短い時間でしたが、南紀を楽しみ、帰途に就きました。熊野から大台付近で雨に遭い、亀山JCT付近で事故渋滞に巻き込まれつつ帰宅しました。