少し早いかとも思いながら、サンインシロカネソウを見に出掛けました。
全国的な晴天予報だったのですが、大津市北部で雨に遭い、心配しながら北に向かいます。現地に着くと、雨は降っておらずホッとしました。ただ、サンインシロカネソウは昨日見つけられなかったトウゴクサバノオと同じく、日照が少ないと開花しないので、花があっても開かないのではと少し心配です。
今回は新たなポイントを発見できたらとも思ったのですが、上手く探すことができず、ここ数年見に行っている恒例のポイントへ。林内や斜面にはまだ雪が残っていて、やはり現時点で季節の進みは遅いようです。
観察ポイントも雪に埋もれているかもしれないとの不安もありましたが、大丈夫でした。数は多くありませんが固まっている中に、何とか咲いているものがありました。
サンインシロカネソウ
上から見ると、別名のソコベニシロカネソウの由来が良くわかります。
サンインシロカネソウ
基本的に俯いて咲くので、傾斜のないこのポイントでの撮影は苦労します。何とか撮影して、満足しました。
この辺りにはスミレサイシンやホクリクネコノメソウ、ショウジョウバカマ、チャルメルソウ等も あるのですが、咲いていたのはホクリクネコノメソウが一つだけでした。
チャルメルソウの伸び始め
チャルメルソウの若葉
ホクリクネコノメソウの開花株
ホクリクネコノメソウ開花前
緑はもう少し先
帰りに今津のザゼンソウ群生地に寄りました。2週間前に来たときに比べて、葉の伸びてきた株が増えていました。昼時だからか見学者はほとんどおらず、気兼ねなく撮影できました。
ザゼンソウ群生地
ザゼンソウまつりののぼり