イズミカンアオイ(2019/11/30)

朝の気温の低い日もありますが、その日は朝の凍結も大丈夫そうだったので、イズミカンアオイを探しに行ってきました。

 

最初はなかなか出てきませんでしたが、歩きの後半では予想以上に沢山見ることができて、満足の山歩きになりました。

 

やっとお出まし、イズミカンアオイ
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ここにも見っけ
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ここにも
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ここにも
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これは葉だけ
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ここにも
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この個体の葉は焦げ茶色でした。
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こちらは黄色系の花。
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これも
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花が5連の個体。
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いちいち葉をめくっていたらきりがないという、嬉しい悲鳴。蕾は殆ど無く、開花のピークだったんじゃないかな。

 

因みに、この後に移動して少しだけキノカワカンアオイを探してみましたが、空振りでした…

 

 

リンドウ科5種(2019/11)

この日はリンドウ科の花を5種見ました。こんなにいろいろな種類を一日で見られる日はなかなか無いですね。

 

まずは、ムラサキセンブリ。

 


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4枚花弁。
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6枚花弁。センブリの仲間は、花弁の枚数のばらつきがかなり大きいです。
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こちらはセンブリ。ムラサキセンブリと比べると、花弁が丸みを帯びているかな。
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ムラサキセンブリと一緒に草原に咲いていたりもしますが、センブリは林の中でも見かけます。
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こちらは、ムラサキセンブリとセンブリの交雑種だと思います。
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こちらはリンドウ。
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ツルリンドウ。
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最後に、イヌセンブリ。こちらは、水気の多い場所に自生しています。
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数年前に来たときと比べると、植生の遷移が進んでいるように見えます。ここでいつまで見られるでしょうか…
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見たかった花の一部は空振りでしたが、リンドウ系については全て観察することができました。

 

ナメラダイモンジソウとウチワダイモンジソウ(2019/10 三重県)

今シーズンはダイモンジソウを見に2回出かけていますが、時期が早かったり花が少なかったりだったので、もう少し見たくなり、別の場所に出かけました。

 

ダイモンジソウのありそうな場所に向かって、しばらくは他に何か花が無いか探しつつ…

 

アキチョウジ

この株は花がほとんど落ちて、萼の様子がよく分かります。
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キッコウハグマ

開放花の花付きの悪いと言われるキッコウハグマですが、今年は行く先々でよく見かける気がします。
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横から。小さく目立たない花は、知らないと気づかず通り過ぎてしまいます。
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登山道横に、キク科のような花がありました。花はまだなのかな?気になる…
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葉のアップ。
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沢沿いの登山道を進んでいくと、ようやく水辺近くの岩上に咲くダイモンジソウを見つけました。

 

ダイモンジソウ
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葉の切れ込みがそこそこ深いです。ナメラダイモンジソウと言って良いでしょう。
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花が付いていませんが、この個体も切れ込みがはっきりしています。
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対岸にもダイモンジソウが結構沢山咲いているのが見えますが、残念、渡れる感じではありません。

 

さらにしばらく進むと、滝の近くに群生あり。数はありますが、飛沫で花が濡れていました。


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その後もポツポツと現れます。

 

お、これはウチワダイモンジソウと言って良さそうです。

ウチワダイモンジソウ
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ナメラダイモンジソウ
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赤い葯がいいですねぇ
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そして、その先の沢沿い、対岸に数多くのダイモンジソウがありました。なかなかの水量ですが、運良く渡れる岩を見つけました。

 

それからは独りダイモンジソウ祭り。好きなようにダイモンジソウを撮影。

 


ウチワダイモンジソウ
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ナメラダイモンジソウ
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ナメラダイモンジソウ
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ナメラダイモンジソウ
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ウチワダイモンジソウ
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ウチワダイモンジソウ
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気が済むまで撮影し、目的も達成したので、来た道を戻ります。

 

帰りもダイモンジソウを見ながら進んでいくと… お!

 

そうか、前半で見かけたのはのは、フクオウソウだったか。そういえば、昨年の秋にも見ていたけど、こんな葉だったっけ。
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蜘蛛の巣でちょっとアレですが、咲いているのが見られて良かった。
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アケボノソウ

遠目にそれっぽいのが見えたので分け入ってみると、やはりアケボノソウでした。
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アザミ

スズカアザミかな?
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キク科の花

一向に判別能力が獲得できず。
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アキノキリンソウ
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これも、さっきのと同じかな。
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最初は別の場所を考えていましたが、ナメラダイモンジソウとウチワダイモンジソウのオンパレードで、予想以上に沢山のダイモンジソウを観察できました。

 

スエヒロアオイ(2019/11/24)

当初の予定が無くなったので、ちょっとスタートが遅くなりましたが、スエヒロアオイ(たぶん)の様子を見に行きました。

 

まずは昨年と同じ場所に向かうと、幾つか花を咲かせていて、ほっとしました。ここは日向の斜面もあり、写真が撮りやすいです。

 


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光沢があり葉脈が目立つ葉が1株だけありましたが、これはスズカカンアオイ
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折角なので、他にも咲いている場所がないか探してみると… ありました!

 

こちらは杉の林の中で、最初のポイントの広葉樹林とは環境が異なりますが…

 


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今回は、複数の花をつけている株は見つかりませんでした。

 

 

秋の名残り
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紅葉

歩いているうちに曇ってきてしまった…
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春の準備
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今回は、運良く新しいポイントを見つけることができてました。次回はもう少しフレッシュな時期を狙いたいところです。

 

アサマリンドウ(2019/11/8 和歌山県)

この時期に咲くソハヤキ要素のアサマリンドウを探してみました。何年も前になりますが、蕾を見た記憶のある場所へ。

 

登り始めると、開花した青紫色の花が見えて来ました。やはり、ここにありました。ちょうど咲いているようです。良かった~

 


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花弁は丸みを帯び、萼片が水平に広がっています。
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思った以上に数があります。昼から曇ってきたので少し心配しましたが、ほとんどが開花しているように見えます。
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お、こんなにあるのか…
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おぉ、こんなに密集して咲いている!
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大した距離ではありませんが、到達した山の上からの眺望。太平洋が見えます。
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蕾はソフトクリームのよう。
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キク科の仲間
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コウヤボウキ
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アツミカンアオイ、花はまだ。

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予想以上にアサマリンドウの群生に出会うことができました。めでたしめでたし。

 

 

ヤマホロシ(2019/9 大阪府)

9月の記録ですが…

 

この日は、ヤマホロシ探索です。お盆休みに高尾山でトライしたものの見つけることができなかったヤマホロシですが、関西に戻ってから日帰り圏内の山に探しに行きました。

 

せっかくなので一度山頂付近まで登り、その後にヤマホロシ探索開始です。少し涼しい沢沿いの登山道を下りながら、もうそろそろヤマホロシのポイントかと思ってペースを落としてキョロキョロしていると、紫がかった色が視界の端をかすめました。発見~

 

ヤマホロシ】ナス科ナス属

環境省RDB 指定無し

幾つかの都県で指定あり

 

ゆっくり歩かないと、見逃してしまいそうです。

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花の中心近くの緑が斑点になっているのが特徴です。日差しが強く、コントラストが…
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ヤマホロシの葉

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ヤマホロシ以外の花達です。

 

イヌショウマ

サラシナショウマに似ていますが、花柄が無いのがイヌショウマとのこと。
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テバコモミジガサ

モミジガサとテバコモミジガサは似ていますが、この山にあるのはテバコモミジガサのみのようです。
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テバコモミジガサの葉

モミジガサとの違いは、葉の葉脈だそうです。
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とりあえず、ヤマホロシ探索は成功しました。仲間のマルバノホロシはまだ見たことがないので、今度はそれも探したいと思います。

 

 

ヤマジソ(2019/11 愛知県)

シソ科の仲間にヤマジソというのがあることを少し前に知ったのですが、今年はそれを見ることができました。

 

【ヤマジソ】シソ科イヌコウジュ属

環境省RDB 準絶滅危惧種

多くの都府県で絶滅危惧指定あり

 

時期が遅く、葉や茎は暗紫色に色づいていましたが、僅かにピンクの小さな花が残っていました。
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別の個体。こちらも一つだけ花が残っています。
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トリミングしました。
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局所的ですが、数はそれなりに沢山ありました。次はもっと早い時期に見に来たいと思います。