高気圧に覆われる絶好の晴天予報の下、鈴鹿の竜ヶ岳を歩いてきました。
予報はいいものの、登山口の石榑峠に向かう道中の空は厚い雲に覆われていました。駐車スペース確保のために頑張って現地に着いて駐車したものの、とりあえず小一時間仮眠です。ふと気付くと路駐の車も出始めていて、青空が見え隠れし始めているので出発です。
ちょっとした急登を登って開けると、眼前には紅葉もほとんど終わったような寒々とした景色が目の前に。青空だったら印象も違うのでしょうか。
もう花は全て終わったと思っていましたが、登山道脇にはまだアザミが咲いていました。先日、別の場所でも見た、ワタムキアザミのようです。
ワタムキアザミ
どんよりしているので、ゆっくりですが大して休憩もせずに進みます。急登が終わる頃、気付くと笹原の中にいました。風は少し冷たいですが、気持ちいい。笹原の中に延びる登山道を進み、山頂も通過します。
竜ヶ岳山頂
山頂を過ぎてしばらく進むと、縦走路は西向きに曲がります。右奥に藤原岳が見え、青川峡でしょうか、距離はありますが陽が当たると結構綺麗な紅葉です(画像だとそうも見えませんが)。
実はあまり遅くならないうちに帰らないといけないので、縦走路の途中で適当に折り返します。再び竜ヶ岳に向かって登り始める手前、笹の斜面にシロヤシオが疎らに広がっています。5月には羊の放牧と言われる、人気のスポットです。
登山口に向かって歩きながら振り返ります。大ガレも見えます。
おっと、リンドウを見つけました。もう咲き終わりでしょうね。
リンドウ
さらに、季節外れのタチツボスミレが。
タチツボスミレ
石榑峠も間もなくという雰囲気になったところで、タツナミソウの仲間も咲いていました。こちらも本来の花期は初夏、間違えて?咲いてしまったようです。
無事に石榑峠に下山しました。周回コースの方がいいと思っていましたが、復路で初めていくつか花を見つけることができました。ちょっと物足りない気もしますが、今日は仕方ありません。
車で八風街道に出ると、綺麗な紅葉に出会いました。
永源寺付近も紅葉が色づいています。もう紅葉狩りに良さそうな時期ですね。