セトウチホトトギス(2018/9/下旬 近畿地方)

夏から秋に咲くホトトギスの仲間に、セトウチホトトギスというのがあるのを知りました。この花が咲くという山麓を歩いてきました。

 

無事に見つけることができました。

花柱の上半分にも赤紫色の斑点が入り、根元の部分が黄色をしています。
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近くにヤマジノホトトギスもありました。上記のセトウチホトトギスの特徴はありません。花弁の斑点もより細かく、その点も違いと言っていいのかもしれません。
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ルートの途中でいくつも見ることができました。


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ヤマラッキョウ(2018/10/中旬 近畿地方)

キイイトラッキョウを見たいと思っていたら、久しぶりにヤマラッキョウも見たくなり、伊吹山周辺を歩いてきました。

 

ヤマラッキョウ

快晴の空の下、たくさん咲いているのを観察でき、まずは目的達成です。
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もちろん、他の花も探しながら歩きましたよ。

 

ヤマミゾソバ

ヤマミゾソバの群生地も見つけました。

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ヒキオコシ

ヤマハッカとの区別ができるようになり、ヒキオコシも沢山咲いていることが分かりました。
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センブリ
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イブキトリカブト
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リンドウ
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アキノキリンソウ
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アキノウナギツカミ
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デワノタツナミ

この時期にタツナミソウが咲いていたのはビックリでした。
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リュウノウギク
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ヒメジソ
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ヤクシソウ
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これは…

キク科は種類も多いし似ていて覚えられません。
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カワミドリ
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ミツバベンケイソウ
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オトコエシ
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コメナモミ
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アケボノソウ
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ヤマジノホトトギス
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相変わらず、伊吹山は花の山ですね。

今年最後?の花登山(2018/10/下旬 滋賀県)

絶好の登山日和になるであろう前日、定番になりそうな綿向山か、新規開拓か、迷った挙げ句、新規開拓を採って未踏の雨乞岳にしました。

 

登山口に向かう道すがらの気温表示は4℃、放射冷却でかなりの寒さでしたが、山行中は丁度良い気候でした。

 

まるで上信越国境を思わせる景色です。
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前に見えるのが綿向山です。
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鎌ヶ岳です。
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奥に御在所岳
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イブネの奥には鈴鹿北部の山々。
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当初のお目当てはキッコウハグマでしたが、ワタムキアザミやフクオウソウなど、想定外の花にも会えて充実した山行になりました。

 

キノコ
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キッコウハグマ

開放花が咲く割合はかなり低いようですが、結構たくさん咲いていました。
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こちらが花後の状態です。
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リンドウ
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ヒヨドリバナ
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センブリ

残念ながら終わったものばかりでした。
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ワタムキアザミ

今シーズンは諦めていたのですが、この時期でも咲くのですね。
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フクオウソウ

全く予期していませんでした!
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キクバヤマボクチ
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シハイスミレ

時期外れで咲いていました。
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アキノキリンソウ
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ナギナタコウジュ

枝分かれが多くちょっと変わっていますが、ナギナタコウジュですね。
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カワチブシ?

トリカブトの仲間は同定が難しいようで良く分かりませんが…
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気候も天気も最高で、この上なく気持ちの良い山行になりました。

アオヤギバナ(2018/10/中旬 東海地方)

本当はキイイトラッキョウを見たいと思って探しに出掛けたのですが、見つかりませんでした。

 

川沿いの岩場には、ポツポツと黄色い花が咲いていました。アオヤギバナと言うそうです。

 

アオヤギバナ
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ツリガネニンジン
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ミゾソバ
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オオイヌタデ

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キイイトラッキョウは何処に…

 

イヌセンブリ(2018/10/中旬)

この時期になると、イヌセンブリ、ムラサキセンブリを見に行きたくなります。ムラサキセンブリはありませんが、イヌセンブリの情報を入手して現地に向かいました。

 

相変わらず具体的なポイントまでは分からない状態で探索開始しましたが、何とかみつけることができました。なんと、こんなところにあるとは…

 

ということで、まずはイヌセンブリ。センブリ系の花には珍しくありませんが、花弁が4枚だったり、5枚だったり。全部で20株程度、近寄れないものも多かったのですが、見ることができて満足、満足。


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でもやはり、もっと近場のポイントを見つけなければ…

 

さて、それ以外の花と言えば。

 

オケラ
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ヤクシソウ
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センブリ
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これもセンブリ
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これもセンブリ
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ツルリンドウ
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スイラン
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ヤマハッカ
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ウリクサ
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フユノハナワラビ?
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コシオガマ(2018/10/中旬 東海地方)

数年前からちょこちょこ探していたコシオガマ、ようやく見ることができました!

ちょくちょく近場の候補地を探してきたものの見つからないので、業を煮やして… 日帰りではあるもののちょっとした遠出、早朝から出撃です。

 

情報から推測した歩道沿いの斜面をチェックしたのですが見つかりません。どう見ても無いので、情報の解釈を変えて別の場所に移動します。

 

谷沿いを下りながらふと見ると、護岸のある沢底に何かある… 沢底は、落ち葉ではっきりしないものの、平らな岩がいくつも水面上に出ていて、近付けそうです。近付いてよく見るとタデ科の花です。更に葉を見ると、ヤノネグサです!


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前回ヤノネグサを見たときは葉の部分を入れ忘れてしまったので、今度は葉も入るように撮影。日が当たっておらず花が開いているものはごく僅かでした。

この沢沿いには流れに沿ってヤノネグサが生えており、少しの間、コシオガマを忘れてヤノネグサの花を見ていきます。

 

何とか、2つ咲いているのを見つけました。
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ヤノネグサを見ながら進んでいると、森を抜け明るい貯水池沿いの前に出ました。すぐには目が明るさに順応せず、眩しさを感じながら山側の斜面を見ると、少し先に明るい緑とピンク色の花が付いています。ちょっとした脱力感に襲われました。

 

漸く見つけたコシオガマ
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想像以上に株は大きいです。目の前に咲いていたら見逃すことは無さそう。
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双子の花は山側を向いていたので、背後から撮影。葉を触るとベタベタします。
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まだ蕾もありましたが、概ねピークは過ぎた感じでしょう。

 

他にも少しですが花が咲いていました。

 

コウヤボウキ
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ナワシログミ
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コシオガマに出会えましたが、もう少し近場の観察ポイントを開拓したいところです。

湿地の花、二週間後(2018/10/上旬)

予定があって昼からしか行動できないこともあり、先日見つけたナガバノウナギツカミその他を確認するため件の湖沼を再訪しました。

 

駐車場に車を置いて現場に急行すると、二週間で草むらの様子はガラッと変わっていて、驚嘆してしまいました。二週間前は開花はおろか蕾すらほとんど見かけなかったミゾソバがすごいことになっていたのです。

 


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ミゾソバ自体は花が大きく鮮やかなピンクも多く、咲き揃うと見映えするのですが、ナガバノウナギツカミはどこに行ったか見当たりません。ついには、二週間前に見たのは葉の未熟なミゾソバではなかったか?と、自信が無くなってきました。

 


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結局、先日見たのは確かにナガバノウナギツカミであることは確認できました。しかしながら、これだけミゾソバが咲いてしまうと、その中でナガバノウナギツカミ、アキノウナギツカミを探すのは至難の技であることが良く分かりました。

 

ナガバノウナギツカミ

雲も多く日照がいまいちだったのか、ごく一部しか開花していませんでした。

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ミゾソバと比べて色が地味で小さめ、葉の緑が濃いです。

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側にはもちろん、アキノウナギツカミもあります。

 

アキノウナギツカミ

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イシミカワ

早い時期に咲いた花は既に特徴のある実になっていました。

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咲いている花もありました。
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ウナギツカミ繋がりで、ホソバノウナギツカミを見に少し歩きます。

 

ホソバノウナギツカミ

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イヌコウジュもありました。

 

イヌコウジュ

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サクラタデもありました。

 

サクラタデ

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ここで少し移動して、先日のシロネ系の花を観察します。這った茎から分枝が多く、やはりヒメサルダヒコでしょう。

 

ヒメサルダヒコ

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その近くで見たタデ科の花、これは?

 


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先日は引き返した先を少し進んでみました。

先日見つけたチョウジタデが単なるチョウジタデか、ウスゲチョウジタデか観察したかったのですが、残念ながらどこに行ったか見つからず。

 

そうこうしているうちに、あれは何?と近寄ると、久々のハッカでした。ハッカ臭が漂っていました。

 

ハッカ
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最後に、久しぶりにゴキヅルを見つけました。

 

ゴキヅル
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最後に久々の花も見られて良かったです。

 

 

その後、別に場所にちょっと寄り道。

 

ヒメジソ
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ハナタデ
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レモンエゴマ
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コメナモミ
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今年は、タデ科の花の知識がそこそこレベルアップできたと思います。