サンインシロカネソウ(2018/3/17 滋賀県)

お手軽に見られるサンインシロカネソウの自生地をチェックしにいきました。今年は雪が少な目なのか、すでに咲いていました。

 

ここは地面からの高さがないため、萼の内側を撮すためにはほとんど寝転んで撮影する必要があります。

 


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近くには、他にも少し花を見つけました。

 

アオイスミレです。一般的なものより濃いめの色をしています。
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スミレサイシンです。
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 ミヤマカタバミです。
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フキです。
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 沢を挟んだ反対側で、大きな音を立てて重機が動いていました。目的は分かりませんでしたが、貴重な植物の育つ環境は破壊しないでほしいものです。

キタヤマオウレン(2018/3/17 滋賀県)

雪解け後の沢には、沢山のキタヤマオウレンが花を咲かせていました。

 

朝早い時間帯、さらに開けていない場所では花に露出を合わせると葉が分かりにくいですね。
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雄しべがピンクの個体もありました。
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開花前の個体もありました。花弁の裏面に紫色っぽい筋が見えます。
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沢の流れに面した個体です。花弁は反り気味、蕊が目立ちます。
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キタヤマオウレンの典型的な個体は三裂した葉を持つとのことですが、五裂の葉も珍しくありません。
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ショウジョウバカマも咲き始めです。
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この個体の葉は三裂ですね。沢沿いの湿った環境に咲くものと理解したものの、その後に尾根上に咲いている個体を見つけました。湿っていることは必須条件ではないのでしょうか。
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花弁が4枚の個体もありました。
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横向きで開き途中?の個体です。紫条が浮き出ています。
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時間が経過し、沢が明るくなりました。流れの中の岩の上に咲く個体です。
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 同じ日にバイカオウレンを見ていませんが、キタヤマオウレンは茎が褐色で太く、花弁も少し大きめの印象でした。

大文字山(2018/3/10 京都府)

山歩きで京都方面に足を運ぶことは少ないのですが、何か新しい発見でもないかと、山科から大文字山を経て京都まで歩いてみることにしました。

 

途中で見られた花はまだ少なかったです。これはヤマネコノメソウですが、雄しべが4つに見えます。これはヨツシベヤマネコノメソウでしょうか?
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初めて大文字山に登りました。京都市街が一望です。向こうに見える山には、そろそろヤマシロネコノメが咲き始めている頃でしょうね。
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途中で、きれいに咲いた椿の仲間がありました。なんと言う名前でしょう?
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木々の間に、ぽっかりと京都の街並みが望めました。
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最後はインクラインに下りてきました。桜の時期には早いですが、散歩している人も意外と沢山いますね。
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桜の蕾も膨らんできています。
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ねじりマンポ。ここをくぐったら、本日のゴールの蹴上駅です。
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残念ながら、今日はあまりうれしい発見はありませんでした。花粉で鼻水ダラダラになってしまいましたが、青空を見ながら爽やかに歩くことができました。

 

 

ヒメカンアオイ(2018/3/3 三重県)

まだ花の少ないこの時期ですが、ヒメカンアオイが咲いていました。目立たない花ですが、他の人が気にしている様子はありませんでした。

 

鈴鹿の名のつく花と言えば、スズカカンアオイがありますが、ヒメカンアオイはスズカカンアオイと比べると少し小型で、萼片は萼筒と同じくらいの長さのようです。切って花の内部を観察すればより正確に分かりますが、それはしたくないので外見のみで判断しました。間違っている可能性もあります。

 
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この日最後に見た株にびっくり。小さな葉が1枚なのに、花が9つも付いていました。石の下で暗くなって見えませんが、左の石の下に1つ花があるのです。


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花の上からも写してみました。


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シコクフクジュソウ(2018/3/3 三重県)

沢沿いの登山道を登っていくと、登山道から少し離れたところに、ポツポツとフクジュソウが咲いていました。

 

フクジュソウには、エダウチ、シコク、ミチノク、キタミの4種類があるそうですが、ここのはシコクフクジュソウだそうです。

 

最初に見つけた開花株です。天気も良く、陽光を浴びてきれいなパラボラ状に開いています。

 

花が明るすぎて、花の明るさに合わせないと花の詳細が写せませんでした。


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こちらは花が二つ。


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下から花の裏側を写しました。少し短めなのが萼片で、シコクフクジュソウの萼片の長さは花弁と同等か少し短いそうです。

 

もう一つ、葉の裏側に毛が生えていないのも特徴とのことなのですが、毛は無さそうです。


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大木の根元に収まるように咲いています。


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