予報通りの好天となったので、花粉の嵐の中、ユキワリイチゲを見に行ってきました。
まだまだ蕾も多いものの、それでもここの群落は壮観です。
予報が変わって晴れていたので、高島市のザゼンソウを見に行きました。昨年の晩夏に下見に行ったときには、遊歩道にも蜘蛛の巣が張っていて大した花も見つかりませんでしたが、シーズンはどうでしょうか。
山に行くときに比べて出発時間が遅かったのですが、琵琶湖大橋経由で比較的スムーズに現地に着きました。さすがシーズン、通常の小さな駐車場はいっぱいで、臨時駐車場に案内されました。
ザゼンソウ群生地に着くと、先客が沢山います。湿地には、あちこちにザゼンソウが見えます。
でも、スマホで大きく写せる位置、見映えのする向きの花がなかなかありません。木道から綺麗な株を見つけました。
離れているので、トリミングしてみます。
このスマホので写した画像の画質は好きではありませんが、そこそこ見られますかね。
続いて、この群生地の保護団体が運営しているザゼンソウの里に行き、ザゼンソウの生態の学習。今年は少し前の大雪でザゼンソウの生育が遅れているとのこと。
市内で昼食を食べて帰途に就きます。
高島市を出る直前、いつも気になりつつ降りて見たことのない白髭神社に急遽寄り道。
交通量の多い国道161号を挟んで、琵琶湖の中に鳥居が建っています。澄んだ静かな湖面と鳥居の先に、沖島が見えます。
雲がいい感じです。
左の対岸奥には、雪を被った伊吹山、霊仙山が見えます。
山側にある境内には、梅の花が咲いていました。
好天予報で綿向山に出掛けました。1110の綿向山の日の一週間前なので、空いているかも?との期待もありました。
結局、そんなに多くの人には会いませんでしたが、下山すると駐車場は車でいっぱいでした。
スズカアザミ?
綿向山の接触変質岩
これが接触変質岩?
キッコウハグマ
予想以上に沢山ありましたが、噂以上に開放花の少ないこと。時期が遅いのかもしれませんが。
キッコウハグマ
見つけた中で開放花が複数ついていたのはこれだけ。
キッコウハグマ
花弁の先がくるっと曲がっているのがいいですね。
大きなブナの木
地図にある大ブナか分かりませんが、大きいです。
山頂直下
ここを登れば綿向山山頂です。綿向神社の社もありました。
何というキノコでしょう?
雨乞岳方面
雨乞岳方面の稜線は笹の稜線になっており、
少し歩いてみました。少し右の奥に見えるのは鎌ヶ岳でしょうか?
ナメコ?
スハマソウ(葉)
トリカブトの仲間
今年もそろそろ花の時期が終わる…ということで、花の探索が主目的だった野山歩きを、久々に山メインに切り替えました。
場所は、幾つかの候補で迷ったものの、湖北の赤坂山にしました。コースはマキノスキー場から赤坂山の先の明王ノ禿へ、戻って江若国境を寒風まで歩き、東へ下る尾根を駐車場まで辿るというものです。過去に一度歩いたことのあるコースとほぼ同じですが、前回は春だったし、そのときと比べると植物を見る目もそれなりに養われているはずです。花の少ない時期でも何かの植物に気付けるでしょう。
登りの鈍った体で、息切れしない程度に登っていきますが、流石に目につく花はほとんどありません。が、ある程度登ると、登山道脇にポツリポツリとセンブリの花が咲いていました。
センブリ
やがて平坦になり、さらに進むと紫色が視界に入りました。リンドウです。
リンドウ
なおも進むと、光を反射する葉がありました。トキワイカリソウとオオイワカガミですね。
トキワイカリソウ(葉)
オオイワカガミ(葉)
いつしかすぐ左に沢が近づいてきていました。源流の雰囲気を感じて見回していると、テンナンショウの実が目につきました。何テンナンショウでしょうか。
テンナンショウの仲間(実)
振り返ると、今度はトリカブトの仲間です。これも、詳細な名前は分かりませんが…
トリカブトの仲間
ほどなく、樹林からススキの草原になります。鉄塔への踏み跡があって辿ると、琵琶湖方面が一望できましたが、冷たい強風のため、すぐに退散して頂上を目指します。
オオバキスミレ(葉)
粟柄越手前の 道祖神
稜線の道
稜線の道に乗って北に進むと、すぐに赤坂山山頂ですが、今日はその先の明王ノ禿まで行って引き返します。流石にいまの時期は稜線に花は見当たりません。
粟柄越を過ぎて寒風まで、引き続き眺めの良い草地を歩いていると、なんとスミレが咲いています。シハイスミレの狂い咲きかと思いますが、葉裏は緑色で、花の色がかなり濃いです。10株ほど咲いていました。
シハイスミレ?
ミヤマカタバミ(実)
寒風に到着です。一時期、曇っていましたが、再び晴れました。マキノの街と琵琶湖、奥には伊吹山から霊仙山、鈴鹿の山並みが一望です。頂上で休憩している登山者を横目に、東に張り出している尾根を下っていきます。
寒風からの眺め
前回はスキー場から下りましたが、今回はそのまま尾根を辿って駐車場の先の林道に下りました。
コウヤボウキ
花の少ない時期でしたが、好天で気持ちよく歩けました。
10月後半、ほとんどの花は終わっているが、リンドウ科の花はこの時期に盛りを迎えるものが多い。一番見たかったのはホソバノツルリンドウだったが、先に探索した里山で時間が押してしまい、ホソバノツルリンドウはまた来年ということになってしまった。
ということで、歩いた里山で見た花達を。
エンシュウハグマ
オケラ
サワシロギク
ワレモコウ
カラマツソウ
オケラ
ヤマハッカ
ツルリンドウ
リンドウ
ムラサキセンブリ
センブリ
ヤマラッキョウ
ヤナギノギク
ムラサキセンブリ(3枚花)
ムラサキセンブリ(4枚花)
山を下りて、別の場所に移動します。
イヌセンブリ
イヌセンブリ
ヌマダイコン
サクラタデ
リュウノウギク(蕾)
オトギリソウの仲間