20161009 タヌキマメ

とある記録を参考に、滋賀県三重県で花の探索、前回は天気が悪かったため、二度目の訪問です。

 

滋賀県では、林道を往復しました。

 


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ウメバチソウ

 

林道横の湿地に生えていました。滋賀県ウメバチソウを見るのは初めてです。

 


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イヌホオズキ

 

似た花が幾つかありますが、林道上に咲いていました。生育場所、葉の形状からイヌホオズキかと思います。


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名前調査中

 

花はコショウノキやオニシバリに似ている気がしますが、花の色も時期も違います。背丈以上の高さがありました。

 


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苔の仲間

 

⚪⚪自然歩道の標識の頂上部が苔で覆われています。

 


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シラゲヒメジソ?

 

トウバナの仲間と思いましたが、調べたところ、シラゲヒメジソでしょうか。

 林道を往復したものの目的の花は見つからず、車で移動することにしました。三重県では、溜池や田圃の畔周辺を歩いてみました。

 

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タヌキマメ

 

田圃の横の水路の土手には、沢山のタヌキマメがありました。ピークは過ぎているようですが、まだ花を付ける株もあります。うまい具合に、いかにも狸っぽく見える株に出会えました。

 


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ヤノネグサ

 

蜘蛛の巣を払って小径を進むと、草の繁った沢地形に出ました。その場に混生していたミゾソバとちょっと違うと思って調べたところ、ヤノネグサのようです。


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スズメウリ(実)

 

このように実が連なった状態のを見るのは初めてです。


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名前調査中

 

これも小さな花が少し残っていますが、何でしょうね…?


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ミズヒキ

 

ミズヒキも綺麗に花の咲いているものがありました。何とかスマホでもピントが合いました。


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ヤナギタデ
 

湿った畑の畔を観察したところ、気になるタデが。ヤナギタデでしょうかね。この類の花は、並んだ花が同時には咲かないのでしょうか。


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ミゾソバ

 

こちらがミゾソバです。花も大きめで色も鮮やか、タデの仲間の中では一番見映えがするのではないでしょうか。


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ナンバンギセル

 

ため池の土手の上の草むらに、ナンバンギセルが咲いていました。


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ミツバアケビ(実)

 

田圃と林の間の舗装道を歩いていたら、目の前にぶら下がっていました。

 

目的の花には会えませんでしたが、幾つか楽しい出会いもあったので良しとしましょう。

20161001 クロヤツシロラン探索(失敗)

クロヤツシロランの情報があったので、探しに出掛けました。といっても、地域名くらいの情報のため、現地付近で適当に林に入りました。

 

結局、そう都合よく行くわけもなく、目的のクロヤツシロランは見つかりませんでした。やはり、花が終わったあとに伸びた実を見つけておき、次の年に探すという王道しかないようです。

 

目的は達成できませんでしたが、幾つかいいこともありました。

 


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カシワバハグマ

 

ちょっと時期が終わる前のようで、葉が虫に食われたり花がきれいな状態でないものが多かったのですが、まだ見られるものもありました。カシワバハグマを見たのは初めてです。

 

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ツチアケビ(実)

 

今年は別の場所で、見つけたつぼみ状態のツチアケビが次回には食べられて?なくなってしまったことがありましたが、今回は思いがけずソーセージ状の実を見つけました。ちょっと自宅から離れていますが、来年の花の時期にまた訪れたいと思います。

 

早朝は曇り気味でしたが晴れてきて、タデ科の花も開いてきました。

 


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 アキノウナギツカミ


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 イヌタデ

 

他にもポツポツと花が咲いています。


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 サワヒヨドリ


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オトコエシ

 

クロヤツシロランはまた別に探すことにして、水辺や田圃の畔を観察しながら移動することにします。


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ヒメハッカ


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サクラタデ


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アゼナの仲間?

 


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ミゾソバ

 


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イヌゴマ

 


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蕎麦畑

 


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 これもイヌタデ

 

先日見つけたシロシャクジョウの群生地にも寄ってみました。まだ咲いているものも多く、花期が長いようです。

 
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シロシャクジョウ

 

 クロヤツシロランは、また次の機会に探してみたいと思います。

20160917 湖南アルプス

天気予報を見て、予定していた湖北方面を諦め、近場の湖南アルプスに行ってきました。

 

天神川が濡れずに渡れるかが気になっていましたが、問題ありませんでした。ただし、横に渡りやすい飛び石とルートがあったことに後で気づいたのですが…

 

では、途中で見た花を。

 登山口から少し登ると迎不動堰堤があり、鎧堰堤まで沢を何度も渡り返しながら沢沿いに進みます。


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ミヤマウズラ

ラン科シュスラン属

 

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ヤマトウバナ?

 ヤマトウバナに似ているが、ちょっと違うような…


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???

すごく小さな花ですが…分かりません(>_<)

 

 やがて、また堰堤が出てきます。付近に立っている説明板を読むと書いてありますが、これは後でできた新鎧堰堤です。

砂防ダムである鎧堰堤は、50年間でいっぱいまで埋まってしまい、新たに作ったのが新鎧堰堤のようです。 堂山へのルートは、鎧堰堤で塞き止められた砂の上を通ルことになります。


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鎧堰堤に塞き止められた大量の砂

 

砂も上にはちょろちょろと水が流れ、湿地の植物が咲いています。


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ホザキノミミカキグサ

 タヌキモ科タヌキモ属


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 イヌノヒゲの仲間

 ホシクサ科ホシクサ属


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ヒナノカンザシ

ヒメハギ科ヒナノカンザシ属

 


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???

 ➡コマツカサススキのようです

 

当初は堂山まで行こうと思っていましたが、意外と時間がかかったので、樹林帯を抜けたところでUターンして登山口に戻ります。

 

キノコは全然分からないのですが、この季節、花より沢山の種類のキノコを見つけました。形や色、生え方など、いろいろですね。

 


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 様々なキノコ

 


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迎不動堰堤

目的の花には出会えませんでしたが、そこそこ楽しむことができました。









 

201608 見つけた花々

アップが間に合わないまま画像がたまってしまったので、探索の成果?をまとめて掲載します。

 


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 シャクジョウソウ 2016.8.19 山梨県

 


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ヒメミヤマウズラ 2016.8.19 山梨県

 


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フウロ 2016.8.19 山梨県

 


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シロシャクジョウ 2016.9.2 滋賀県

 


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スズムシバナ 2016.9.8 滋賀県

 


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ヒメヤブラン 2016.9.8 滋賀県

 


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コバノカモメヅル 2016.9.8 滋賀県

 


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タヌキモ 2016.9.9 京都府

 

 

 

20160813 ミシマバイカモ

ミシマバイカモを見に行きたいと思っていたら、近くに行く大義名分ができました。

自生地からの移植とのことですが、すっかり馴染んだ様子、地元民の散策コースになっているようです。



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ミシマバイカモ



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流れの中で涼やかに…

ミシマバイカモに気を取られて気付かなかったのですが、何と、カワジシャではないですか!?



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カワジシャ

小さいですが、よく見るとクワガタソウの仲間であることが分かります。

思わぬ収穫のあった花観察でした。

20160812 オニルリソウ

今年の夏休みは、前半に妹家族の世話になることに。数時間のフリーな時間、標高の高い涼しいところを目指して車を走らせるも、現地は雨… 少し下っていくと雨は止んだので、その辺りで歩くことにしました。

人気のない森は、原生林?着生植物なんてないかとチェックしても、見当たりません。結局、足下の花にはなりますが、オニルリソウを見つけました。どうやら同じ茎でも花は同時には咲かないようで、写真的にはいまいちですが…

実の咢片が反り返るのがオニルリソウ、反り返らないのがオオルリソウとのこと。

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オニルリソウ


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花の周辺をトリミング

他には、ダイコンソウ、オクモミジハグマ(蕾)、ツルシロカネソウ(葉)を沢山見かけました。

帰らねばならない時間が迫ってきました。もともと探していた花は、来年以降に持ち越しです。